5.0
最後まで読みたい!
184話まで読みました。
皆さんのコメントで「一樹とS〇Xをした華江が許せない」「病気のことを親友の抄子に言わない華江が許せない」「一樹が許せない」「リアリティがない」と、かなり激しい批判がありました。
みんな、フィクションなのにそんなにムキにならなくても~、などと、私は思っていました。
でも、実際に読んでみたら、ガンの進行について、華江から口止めされたまま、一樹が抄子に「華江としていいか?」などと聞いた時点では、私もイライラMAX!(笑)(笑)
でも、そのままイライラしながらも、読み進んでよかった~!!
真実を知ったときの抄子の対応がすごい。
フィクションだからできることかもしれませんが、「セフレの品格」というタイトルにもふさわしい。
作者の意図は、親友の華江と抄子との間には勝ち負けはないのだけど、女としてはなんとなくずーっと一歩下がっていた抄子の「強さ」「優しさ」「心の広さ」で、結果として抄子は、華江に勝る、とても素敵な大人の女だった、ということを描きたかったのだと私は思います。
と同時に、読者の方も、主人公の抄子に共感することも多いでしょうし、この出来事で読者の胸をスカッとはらしたかったのかも、と思います。もしかすると作者さんが、この場面を描くことで、最もスカッとされたのかもしれません。(違ったらごめんなさい。)
くどくなりました。とにかく最後まで読みたいです。
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