こはるねえさんさんの投稿一覧

レビュアーランキング 7470位

作品レビュー
投稿 94件 / いいね獲得 135件
話コメント
投稿 2件 / いいね獲得 1件
  • お役立ち順
  • 全ての内容
  • 全ての評価
並び順
ネタバレ
その他条件
評価
検索条件変更変更しないで閉じる

1 - 10件目/全70件

  1. 評価:5.000 5.0

    我慢して6話くらいまで読んでみましょう

     かわいそうな人が苦手なんですが、主人公の27歳の専業主婦・早梅が、夫に浮気されて離婚するわ、電車の中でいじめをとがめた高校生からいたぶられるわ、もう、見てられなくて、くそな高校生とか、そもそも嫌いですし(笑)、5話で読むのをやめようと思いました。

     でも、レビューを読むと、評価は高いし、絶賛している人もいるので、もう少し頑張って読んだら、6話くらいからじわじわ面白くなってきました。特に6話のちょうど真ん中くらいのシーン。図が最高です。人がおなじ列に座っている人を、座ったまま横にのぞき込む姿って、真正面から描くのは難しいと思うのですが、そのシーンが遠目に登場人物たちをとらえた何気ないワンシーンとして最高で、そこから釘付けになってしまいました。

     一気に、最後まで購入して読みました。1日当たりのチャージ料金がすごいですわ(笑)

    • 9
  2. 評価:3.000 3.0

    最初の方が面白い

    ネタバレ レビューを表示する

     主人公美世が気の毒すぎて、最初の方は読むのがつらかったくらいです。
     異父姉妹の妹をはじめ、嫌な奴がたくさん出てきます。

     印象的だったのは、町に使用人のゆり江さん(すこぶるいい人)と買い物に出た美世が、一人でゆり江さんを待っている間に、妹とその夫(美世の想い人だった人)と出くわして、妹にひどい言葉を浴びせられたシーン。

     戻ってきたゆり江さんに、美しい笑顔で挨拶する妹を見て、美世は「ああ、ゆり江さんも、妹の味方になってしまうのだ・・・」とがっかりするのです。

     女性って、家族でも学校でも会社でも、そういう人いますよね。美人で外面が良くて、特に男性にいい顔をして、一方で弱い人や見下している人に対してはひどい態度をとる人。
     会社で、過去数年、そういう(美人ではなかったけれど(笑))、マウンティング女がいたので、それを思い出してしまいました。

     コミック以降は、小説でも読みましたが、コミックの方が絵もきれいで面白かったです。

    • 11
  3. 評価:5.000 5.0

    読めば読むほど夢中になる愛の物語

    ネタバレ レビューを表示する

     めちゃコミで読んでいたのですが、途中から早く続きが読みたくなったのでAmazonで全巻購入してしまいました。
     最初は、「霊」みたいなのが見える女の子の話かよ、と引いたのですが、登場人物がみんなハンサムなので続きを読んでしまいました(笑)
     主人公の実沙緒ちゃんが、美人ではないらしいけれど(漫画では超・可愛いく見える)なぜか16歳になると「仙果」という「妖」(天狗とか妖狐とか妖怪のこと)にとっては精の源になる存在に生まれついて、妖怪たちに命を狙われるという、不思議な設定。
     それを幼馴染だった、超・ハンサムな天狗界の殿・匡がいつも助けて守ってくれる。
     けがの治し方がなんだかエロいし・・・・・。
     ファンタジーの世界ですが、意地悪でエロくても一途な匡はとても魅力的ですし、その家臣たち(これまた和装ハンサムガイたち)も一途で素敵。実沙緒ちゃんも、心の優しい女の子なので、読んでる方もほっこりする。
     匡が、残忍な実の兄と命を懸けて戦うなど、残酷で恐ろしい戦いの世界もありますが、最後は愛の世界にたどり着く。
     読み始めたときとは想像もできなかったような壮大な世界があって、本当に面白かったです。青楼オペラが面白かったので、同じ作者のこの物語を読みはじめ、青楼オペラは超えられないだろう・・・と思っていたのが、BlackBirdはBlackBirdで、超面白い。

     ついでに、鬼滅の刃の作者は、この作品にインスパイアされたのではないかと思ってしまいました。和装とか、妖怪とか、血を飲むとか、「結界」が交錯する様とか、匡の兄が死ぬ前の体の変化は、鬼滅の刃の鬼無辻無惨が最後に変化する様子と似ています。
    盗作とかいう意味ではなく、この物語があったから、より鬼滅の刃が面白くなったのだとしたら、この作者の発想は本当にすごいと思います。

    • 8
  4. 評価:5.000 5.0

    素敵な話~!

     いい話!
     真面目で仕事好きな地味な主人公と、浮気男、突然現れる敏腕イケメン上司の組み合わせって、定番・・・・ながら、2話から急展開していい方向に行くので、こちらもうれしくなります。
     特に、イケメン上司が、ほかの物語だと、堅物だったりするんですが、この物語はイケメンなのにどこかチャラさのある、それでいて主人公大好きな感じがとても好ましい♡(笑)

     2次元の世界だとしても、働く女子にはこれくらいの癒しがあってもいいと思います(笑)。

     特に

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    残酷だけど

    ネタバレ レビューを表示する

     軽い気持ちで読み始めたら、ずっしり重い、歴史物語のフィクションでした。

     毎話、毎話、必ず残酷で哀しい要素があり、時折、苦しくなります。

     特に、徳川家光の時代を振り返るシーンから、女性も男性も、将軍も平民も、春日局に関わる人は、世の平和のために、誰もが絶えず我慢を強いられるのです。(春日局に、めちゃくちゃムカつきます。)

     早くこの時代の部分を読み終えて、スカッとする男前の吉宗の時代に戻りたい!と思いながら、どんどん読み進んでしまいます。1話1話が長いのも嬉しいですね。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    制服の男は

     まさに少女漫画!という感じのストーリーで、こちらが照れちゃいそうですが(笑)

     でも、制服を着た男性たちはかっこいいですね。
     昔、仕事で消防士さんたちとご一緒したことがありますが、油漏れ事故などのときに登場してくれる消防士さんたちも、制服で、身軽だし、かっこいいですが、さらに夜の事故などのときに出てこられる消防士さんたちは、車もなんだかすごいライトのついたかっこいい車で来られるし、おまけに現場で雨が降り出したので、傘をさしかけたら、「自分たちは大丈夫です!」と、最後まで無言でてきぱきとリーダーの指示に従って仕事を終えられていました。本当にしびれました。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    溺れる女

     「ザ・ファブル」を読み終わって、感動のあまり、最後には涙して、その上、最初から2回も読み直したところなのに!(しかも、昨晩は、佐藤明がリアルな人間として夢に出てきてなぜか「きゅん」としてました(笑))
     こちらの作品も始まっているのですね。
     最初がクロちゃんの登場というのと、コロナウイルスのせいで・・・という設定が、リアルで、身近に感じられて、ドキドキしました。新婚の殺し屋の最高傑作、というのも新鮮です。
     佐藤さんが新たに始めたお仕事というのも、「ならでは」な感じがしてよかったです。おまけに、あの人や、あの人まで・・・・・・。2話無料分はとりあえず読んでみましたが、これからどうなっていくのか・・・・・・。
     ザ・ファブルにのめりこんで、溺れてしまいそうです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    素敵な物語(女性もぜひ読んでほしい)

    ネタバレ レビューを表示する

     「泣き虫の殺し屋」というサブタイトルの映画はありましたが、空気のような殺し屋の物語。

     他の方も書いていらっしゃるように天才的な殺し屋が普通の暮らしをやってみる、というテーマが本当に面白いです。当然、事件に巻き込まれるわけですが・・・・・。

     最初は、絵も青年漫画らしく怖い感じだし、すぐに殴られたり殺されたりするから、無料分を1話ずつ読んでいました。天才殺し屋といえ、そんなにそんなに天才的な場面が出てこなかったから。

     それが、天才殺し屋・佐藤明の天然ぶりや、天使すぎる心優しいミサキちゃんや、ドスの効いた美人で、でも面倒見がよくて記憶力が抜群のヨウコちゃん、ヤクザだけど味のある若頭・海老原さんとか、じわじわとそれぞれの良さが身に染みてくる。まるでファブル中毒症にする毒のように。
     最初は1話1話読んでいたのが、だんだん、1巻、1巻読むようになって、最後の方は毎日数千円つぎ込んで数巻ずつ読んでました(笑)

     特に200話で脳天に電気が走りました。殺し屋の最高傑作・佐藤明の登場が映画のクライマックスシーンのように描かれていました。以降は怒涛のように読み続けてしまいました。

     山岡という、有能なファブルなのに、いつのまにか、悪党になってしまった異常者と、山岡ともに現れるユーカリやアザミなどの新たなファブルの登場も面白いです。
     アザミについては、硬派な味方が現れたな、と思ったのに、実は味方なのか敵なのか、最後まで分からない。ファブルたちがミサキちゃんと明が勤めるオクトパスで、一般人っぽく振舞う姿にも笑えます。

     また、最初から、仲介人みたいに登場していたオネエ系のオッサンが、最後まで、ある意味重要な存在として登場するのも興味深かったです。実は一番、人情のある人だったかもしれない・・・・・・。

     それと、最初は、殺し屋・明に憧れすぎて、橋から飛び降りたり山籠もりについて行ったりするクロちゃんが、バカっぽくて好きじゃなかったのですが、最後は号泣するクロちゃんとまったく同じ気持ちになり、共感しました。

     ハードな殺し屋の青年漫画だと思っていたのですが、最後の方は、もう、涙が出てくるし、ほんわか、うっとりするシーンもあって、本当に素敵な物語でした。(まだ終わりじゃないのかな?)

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    ドラマ化された理由がわかる!

     面白い!
     絵は昔風だけど、そんなことは途中で忘れます。
     学園もので、金持ちの御子息・ご令嬢ばかりの高校に普通のサラリーマン家庭の牧野つくしが入学。
     負けん気の強い彼女は、学園内で幅を利かせる超・金持ち・イケメン集団F4の執拗で激しいいじめにも立ち向かう・・・。
     などと書くと、暗い話みたいですが、牧野つくしちゃんが明るいし、強いし、一方で恋の話もあってとても笑えるし、きゅんとします。
     ただ、つくしちゃんは、正義感が強いはずなのに、恋に関しては心が揺れ動くところは、読んでてイライラ(笑)
     でも、イライラしながらどうなるの!?と思いながら読んでしまいました。
     500話以上もあると思うと、楽しみな一方、お金が・・・と思います(笑)
     それでも読んでしまいそうです。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    心理学的にも

     カウンセリングの勉強をしていた仲間から教えてもらって読み始めました。

     読んでみたら、心が疲れちゃった人の心の在り方って、この作品のように徐々に、人によっていろんな形で変わっていくことをリアルに描かれてるなあ、と思いました(いきなり元教師が元売れっ子漫画家のパン屋さんと突然婚約する、というくだりは置いておいて(笑))

     読むたびにしみじみするし、パンのイラストが美味しそうで素敵です(マンガで美味しそうに見えるって、あんまりないのに)。


     作者の方はいろいろあってお亡くなりになったとうかがいました。ご冥福をお祈りいたします。

    • 0
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全70件

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています