5.0
心が綺麗になる素敵な作品です。
かるたにも百人一首にも興味がなかったのですが、読むとぐいぐいハマります。
主人公ちはやをはじめ、新、太一、他面々が、すごく繊細に、丁寧に心の動きなどが描かれていて、自分の心の中のとても繊細な部分がぎゅっとわしづかみされ、心が震えてしまい、思わず涙が頬をつたいます。
ちはやたちのまっすぐな思いが眩しかったり、うらやましかったり。こんな熱い思いでひたすら集中する姿を見て、読んでる私たちもドキドキしてしまいます。
このお話は、ちはやが中学生の頃はとばされてますが、読みすすめるうちに、中学生時代のお話も見つけて、手をつけてしまいました(笑)
いろんな人物が登場するけど、自分の推しを見つけるのもいいかもしれません。
ちなみに私の推しは、新と須藤先輩です。
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