5.0
イジメや不登校による心の痛み。
言語化しようのない
その痛みを言語化してくれたような作品。
沙和子がかわりに代弁してくれてる気がした。
シンプルでストレートで飾らない
沙和子の言ってる言葉は、
当てはまる人にとっては自分の言葉となるかもしれない。
言い様のないあの気持ちもこの気持ちも
言葉にすると、こうなるという感じ。
ツラくても言葉にできず言えなかった
すべての人にかわって
沙和子が言ってくれてるとしか思えない。
過激なシーンも中にはありますが、
けしてそれだけの作品じゃない。
時代設定は少し前になるけど
(ガラケーはあるけどスマホはまだない)
必要としてる人に読んでほしい作品。
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