沈黙の艦隊
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あらすじ
日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海自一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。が、突如彼は試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行する。米軍は「シーバット」を敵と見なし撃沈のため、第3、第7艦隊を南太平洋に集結させる。しかし、大胆にもシーバットは艦隊中最大の空母「カールビンソン」の目前に堂々と浮上。独立国家「やまと」を全世界に向けて宣言したのだった。
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みんなのレビュー
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いま話題の時事ネタ
いま話題の時事ネタ、集団的自衛権について様々な角度で理解できる。ストーリーも先の展開が気になる内容で、政治を学びながら楽しめます。かわぐちかいじファンになりました。
by 蛇でいてくれてありがとう- 17
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5.0
かなり昔の作品ですが、リアルな潜水艦の操艦の描写や軍事、政治、日米同盟や日本の安全保障、などおりまぜ大変読み応えがある物語。日本に極秘裏に導入された初の原子力潜水艦、その艦長に抜擢されたのはエリート自衛官海江田。しかしその後潜水艦が就航した途端にアメリカ軍と日本の自衛隊の指揮下を強行離脱して新国家、やまとを名乗り乗員は日本から独立を宣言した。やまとは核兵器を保持している可能性がありその強大な軍事力からやまとの存在は世界に衝撃を与えた。海江田の狙いはなんなのか。原子力潜水艦が一隻だけで世界を変えられるのか。とても深い答えが待っています
by たのみ- 6
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5.0
NEW当時も今も日米関係が変わらない
連載当時から完読済
今読んでも違和感が無いのはそれだけ我々が無知なのか呑気なのか
戦闘シーンはご都合主義に思えるが外交シーンは読み応えありby ゆうやごん- 0
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4.0
20年の時を越えて
再び読み直してみた、色褪せない素晴らしい作品だった。
これくらいの気概があれば日本は自己防衛できてスイスの様に国民全員が傭兵という蜂の様な構成で永世中立国が保てて弱い者を守れた筈、おの自ら戦うのではなく海の向こうから戦はいつもやって来た。
大事な巣を荒らされたくなければ抗うべきで、いつまでも狙われない保証等何処にも無いと震え上がらせてくれる作品。by 間鎌示唆- 0
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5.0
モーニング全盛期を思い出す
他に類のないスケール感だった。最初の登場シーンの海江田はどう見ても狂気をはらんだ危険人物にしか見えないので、深町が主人公だと思ったくらいだ。最近、実写映画化がされたらしいが、「堺雅人が海江田を演じるとドハマりするのでは」と常々思っていた。でも、海江田はあの人なんだね…
by 赤い雲- 1
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