【ネタバレあり】Pieceのレビューと感想（22ページ目）

作品としてはハッピーエンドでもなく、好き嫌いが分かれる作品でありますが、私は好きな類で惹き込まれました。
他の方のレビューにもある通り、最後の最後の診察室でのシーンの意図が分からずしっくりきませんでしたが、作品全体として、自分の人生を誰かに委ねるな、任せるな、流されるな。自分で選んでいく。というメッセージを強く感じました。
その中で、主人公は見事に自分で選択していくことを積み重ねたことで周りの環境を変えることができ、ラスト揺らぎそうになった自分をも立て直すことができて前にすすめている。
成海とヒロはこれから、という様子。
一方で、診療科に通っている人たちは水穂の母も含め、答えを求めてきているから一向に闇の世界から抜け出せないでいる。それは単に認められた安心して依存できる場所を見つけただけだ。診察室で並んでいる人たち、過去の七尾さんも。
その中でも1番深いのは成海母の闇であるが、成海と同様に理解できない人種として扱われ、生きづらい世の中で、心理学者として人の心を探り、自らの子どもを研究対象として環境や遺伝の背景を探ろうとしていた。これは一風変わったやり方ではあるが成海母による自分探しだったのではないかと感じる。どうして自分のような人が育つのか、そこからどう抜け出すのかを子どもたちを通して知りたかったのではないかというのが私の見解。
人や心理学、分析が好きな人はとても引き込まれる作品だと思います。
ドラマ化もしているとのことなので、そちらも拝見し、深めたいと思います。

無料分よみました。続きが気になるー！成海の秘密みたいな、なんだろー。それを見て後悔ってことはどういう意味か。気になりすぎます。

亡くなった同級生が妊娠して中絶してた！
その同級生の親に相手が誰か突き止めて欲しいと頼まれ探し始める主人公。
どんな結果なのかまだ分かりません。
気になりますが、あまり明るい話ではないかなー。

本当の恐怖

謎解きと、自分探しの旅と…グイグイ興味を惹かれて読み進んでしまいます。でも、知れば知るほど…怖い！！

タイトル通り

ストーリーはパズルのピース🧩そのものだったと思います。
ピースを一つずつはめていき、段々と全貌が明らかになる…そういう作品でした。
実際のパズルでも言えると思うのですが、完成(完結)した時に必ずしも感動(ハッピーエンド)かと聞かれたらそうとも限らない。
まさにタイトル通りのラストだと思いました。
だから、最後まで読んだけどスッキリしないという方も多いかもしれませんね。
また、ピースはバラバラにしてしまえば途方に暮れるもの…とても危ういのは人の人生にも重なることが出来るのではないかとも思います。

タイトルの『ピース』。タイトルのセンス、ストーリー設定を含めなかなか奥の深い作品だったと思います。
ただ成海母の件はパズルの難易度をググッと上げてしまった感があります😅
そこのピースがかみ合わさった時の衝撃はかなりのものだと思います。
それもまたパズルの醍醐味と同じ。
読み応えのある作品であることは間違いありません。

ヒロインの、他人と隔たりがあって冷たく思われる所とか、考え方とかすごく共感して、少し同じ悩みも抱えたりしてて。
他人事と思えなくて読み進めてます（笑）
まだ途中ですが続き楽しみです！

Piece

まだ9話しか読んでいませんがレビューさせて下さい。高校生時代にいじられていた折口さんの告別式に集まった時、折口さんの母親が主人公の水帆に元カレを捜して欲しいとお願いします。元々、人との関係作りを苦手としていた水帆ですが、思うところがあり行動を始めます。何人もの人に連絡をして聞いて廻るうちに知らなかった事や感情が浮かびあがって来ます。
若干ダークさを感じながらも、続きが気になり次話を手を出してしまいます。

亡くなった同級生の過去を探る中で、自分自身を紐解いていく物語。珍しい設定だと思い読み始めました。まだ途中ですが続きが気になります。

初めからミステリアス

作画は綺麗で読みやすい。
初めのエピソードにあまり印象のなかったクラスメートの葬儀に教師はともかくクラスほぼ参列って不思議な感じ色々関わりが明かされるのかな？

同級生の病死をきっかけに水帆の元来の性格が更に浮き彫りになった…でもそれは水帆だけに限ったことではなく、関わる周りの人も同じだった。水帆は確かに様々な要素を持っているけど他の人も少なからず重なる部分はある。自分とも重なる内容が出てくるとぐっときてしまう。