みんなのレビューと感想「僕等がいた」(ネタバレ非表示)

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5.0
ああ・・引き込まれた・・
途中、読むのが辛くなるぐらい苦しくなりました。
今まで自分が好んで読んでいたキュンキュン、ツンデレ万歳とは違う、読み応えのある作品に出会いました。
引き込まれます、とにかく。
これを、多分自分が中学高校時代に読んでいても、ここまで響かなかったかも知れない。ある程度大人になって、家族の事や人間関係、とにかく自分の力だけではどうにもならないことがあるということを経験したり、色んな事を知ってから読んだからここまで引き込まれたのかもしれない。
いろいろ書きたいけど、ネタバレしそうで書けない。終わり方も、くどくどしなくて、なんか最後には爽快感が残る不思議な感じ。
★5つ。by ミッチー。-
24
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5.0
余韻が抜けない
たくさん泣けるシーンがあったけど、一番泣いたのは最終巻で矢野が七美の病院にかけつけて二人でうずくまって泣きあった後にあった、二人の交互の会話文のページ。最後に矢野が「待っててくれてありがとう」でその話が終わったんだけど、本当にこれは号泣した。
少女漫画だから七美が主役かなって思ったけど、結果的には矢野がメインなのかなって感じ。もう何だか毎話毎話ストーリーが濃ゆくて一字一句逃せないくらい深い。高校生時代が一番好きだけど、矢野も竹内も七海も不自然なくらい年齢相応じゃない(笑)こんな大人?とゆーな深い考えをした高校生達がいるかってくらい名言多い。矢野の壮絶ストーリーも矢野と七美の互いの想いも竹内と矢野の友情もずっと泣いてた気がする。
漫画の中でもモテた矢野だけど、読み手も一途すぎる矢野に憧れた女子は多いし「高橋」が羨ましかった人は多いはず!けど、やっぱり高橋のパワーと矢野への理解力は本当に尊敬する。高校生活時代に千ちゃん達が高橋はタイミングが良かった、運が良かっただけってひがみで言われてたけど、結果的に矢野が言った通り矢野は七美に会えたことが人生の幸運だった、七美じゃないとダメだったんだね。最終的にハッピーエンドで良かったけど、それまでが長かったから、もっと幸せな2人を見たかったな。余韻が抜けない漫画です。by 匿名希望-
14
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3.0
うぅぅーん。。
竹内くんが不憫すぎ。
数々の当て馬キャラを見てきたけど、ここまで犠牲になった人はいないと思う。
山本妹がさっさと姉が車に乗った理由を矢野に話していれば矢野はあそこまでの闇を抱えずにすんだはず。
お母さんも病気とはいえ息子の人生を一生縛ることするなんて。。
七美と竹内くんだけは最後の最後まで強くてピュアなまま。
前半はキュンキュンも多くて読んでいて楽しかったけど、中盤~後半はイライラズキズキして心が重くなった。
最終話では、中盤~の話はなかった事かのごとく突然ほのぼの話になっていて、何とも複雑な心境になりながら読み終えました。
最強ハイスペック男子、竹内くんの幸せそうな顔を少しでも見てみたかったな。。
100人斬りはお前だろ!と矢野にツッコミたくなった。by 匿名希望-
13
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5.0
拍手!!
すごく良かったです。泣けます。考えさせられます。内容のレベル高いっす!
最後まで読み応えがあります。
どの一話も見逃せないです!
心の機微をちゃんと描いていて、素晴らしいです~!!大好きです。
一人一人ちゃんとその子なりの考えがあって、武内くんだって、幸せなんだと思います。幸せってみんな違うもんね。だって、矢野も高橋もどちらも大事なんだもんね。
とにかく最後矢野と高橋がまた一緒になれて、良かったです。
私的には、武内くんの 「俺の犠牲の上に成り立ってる」が好きです。なんて言うか、矢野君をある意味で救う台詞な気がします。
大切な人の為にはらう犠牲は、自分にとっては、それこそプラマイ プラスですしね。
しかし、
あ~~読み終わってしまったなぁ~~。
寂しい…
小説でも出てるんですか?
買っちゃおうかな~~by 匿名希望-
5
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5.0
名作
中学時代に少ないお小遣いを貯めて本屋に通い詰めた日々が懐かしいです。超大作、名作とはこういう作品のことをいうのだと思います。いつも常に漂う切なさが内容をさらに重たくするのですが、どこかに希望を求めてページをめくり続けてしまった10代、完結までにかなりの時間を要しましたが、最終巻を読み終えた時は安堵と小さな幸せに涙が流れました。
by 匿名希望-
7
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5.0
昔はまってコミックも持ってます。
当時は矢野にイライラしたり七美ちゃんの一途な思いに胸が痛みましたが、年月が経って読み返してみるとそんなに1人の人間に拘らなくてもとか、竹内君と結婚した方がいいんじゃないとか思っちゃいました。
でも現実の世界では叶わない事の方が多いと知ってしまったからこそ少女漫画の中では純愛が見たい、二人のハッピーエンドが見たいんだと思いました。by 匿名希望-
5
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4.0
中学時代の青春!
中学時代、本屋に通い続けて揃えていました。
竹内と一緒になる方が絶対幸せだと分かるのに、
矢野との未来が読者である私も見たいと思ってました。
山本妹は出てくるたびにイライラしちゃってましたが、当時は、気持ちや心がずーんとひっぱられながらも読むことはやめられませんでした。
世代だから、NANAと砂時計と僕らがいたはチェックしてましたが、完結してくれて良かったな、
矢野と結ばれてホッとしたという気持ちでした。by こちら牛丼-
0
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5.0
胸が締め付けられる…
大好きな漫画で3回読みました。
毎回泣きすぎて胸が締め付けられ、数日間は気持ちが元に戻りません。
高校生の時の矢野は、言葉や仕草そして表情どれをとっても人を惹きつけるところがあって、読んでいてもドキッとしてしまいます。これはモテる…
矢野は、中3で奈々さんを高3でお母さんを後悔する形で失い、記憶が飛ぶ程傷つき心が押し潰されてしまったのだと思います。でも、山本さんとの関係(中3の夏の事と同居した事)だけは、最後まで納得いきませんでした。
山本さんには同情するけど、自分の事しか考えず、矢野に対する執着には嫌悪感さえ覚えます。なのに、最後の方では急に物わかりが良くなっていい人っぽくなって違和感。
辛くて悲しい場面でやり切れない気持ちになった時、七美の明るさ強さ純粋さに救われました。矢野への変わらない想いと素直さがふたりを運命の出会いにしたと思います。
竹内君は、ホントにいい人いい男!
おまえと高橋は俺の犠牲の上に成り立っているって、重みがあって感動です。一言一言がとても心にささります。これは高校生の頃から。
最後はハッピーエンドで良かったけど、矢野と七美の6年間の空白を埋める幸せなストーリーをもう少し見たかったです。by けぇとみぃ-
3
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5.0
大好きです
あらすじまでも読まず、何となく悲しい辛い話と感じてたからずっと読んでいませんでした。それでもふと読んだらすぐハマり、ハマりまくり、随分前のストーリーなのに古さも感じさせず、もう矢野をぎゅっと抱き締めてあげたい(涙)よく頑張ったね、ゆっくり休んでね、七美が言ったセリフを本当に言ってあげたいと思いました。何度読んでも涙涙。
東京に行くまでは紆余曲折ありながらも、七美に出会ってからは人が変わったかのように楽しい高校生活を過ごせていたけど、東京に行ってからがドン底すぎて辛すぎる。読者も落ちる。連載中だったら読めなかったかも知れない。耐えがたい。だけどよく乗り越えてくれた。本当に良かった!素敵な人生を送ってね、二人で✨by 匿名希望-
2
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1.0
高校時代に話題になってて、アラサーになって初めて読みました。名作といわれてますが、好みが分かれそう。全話読みましたが、矢野が歪んでいるし(そりゃあの母親だし、多感な時期に色々ありすぎたにしろ)、山本妹のストーカーっぷりも引くし…主人公とタケが健気というか。より困っている人を自分のために助けてしまう 矢野ですが、そのせいで主人公が辛い思いするのはいいんだ?という…誰にでも優しいだけの残酷な人ですよね。酷評すみません。とにかく歪んだ二人に真っ当な人たちが巻き込まれていく作品という感じがして、ラストでやっと報われますが…。前半部分の高校時代は、あーこんな繊細な子と天然女子いたなーって感じでほのぼの読めたんですけどね…
by 匿名希望-
6
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