【ネタバレあり】僕等がいたのレビューと感想（14ページ目）

恋愛物なら★２、ヒューマンドラマなら★４

恋愛ものとしてだと★２つです。現実的には、人の考え方は年を重ねるごとに変わるものなので、高校時代にたった１～２年付き合っただけで、その後連絡がない人を待ち続けるのはナシかなーと思います。むしろ他の人と付き合ったり、いろいろ経験を重ねたうえでの再会なら現実味がある。

ヒューマンドラマとしては★４つです。歪んだ親の愛情や、竹内くんとの友情はせつなくて涙が出そうになりました。竹内くん、幸せになって欲しいです。

読みごたえはありと言える。

前半は、揺れ動く幼い恋のお話。不安を見つけて、不安になって、口きかないで、話したら不安が晴れて。もう通りすぎてしまったあの頃の幼い心を思い出すお話。
後半からは全く違うお話になります。心の枷を断ち切れないで、その枷こそが自分の存在理由と諦めて生きる矢野。親が子どもに依存して、その依存を受け入れて生きる子ども…昔の彼女を失った経験は正直、今の恋の「彩り」とも言えるかもしれないけど、やはり母親との関係が矢野の「方位磁石」を狂わせてきたんだろう。マンガではあるけど、現実にもある話で、ちょっとゾッとした。矢野の心の闇は根深い。高橋が矢野を救うほどの何かを持っていたのか？…はちょっとよくわからないけど、結局は山本が母親を亡くしたときに矢野のおかげで枷を脱ぎ去ることができたことが、結果矢野の救いになったのだろう。あー、あと、タケとアキちゃんはこのあと幸せになってくれますように。トラウマ抱えてこじらせませんように。と、願います。

切ない

まだ中学生なのにしっかりしてる。私だったらこんな人生嫌になってしまう。
高橋がいたおかげで矢野は生きて行く希望ができたんだって思えた。

とても切ないくて少し焦ったい感じもあったけど最後は2人がパッピーエンドで結ばれて良かった〜‼︎絵も可愛い‼︎

10代では判らなかった

純愛ですね。
クラスメイトを名字で呼ぶの懐かしいです。
10代で読んでもきっと本当には矢野の苦しみは判らなかったと思う。
大人になってからの初読みで、本人にはどうしようもないことなのだと判る。
タケとアキちゃんの性格のよい脇役がいい。
高橋母のタケ推しがよく判る。

昔から知ってるマンガだったけど、読んだことはなく、興味本位で今さらだけど読んだらハマりました！笑
一気に読んでみて、大人になってから読んでみて、これは正解だと思いました。
学生の頃に読んだらこの感情や想いに理解出来なかったかも。そう思うくらい深い話です。
楽しい思い出ばかりではない人生。運命の分かれ道。大切な人達の死。絶望。精神的苦痛。大好きな人への揺るぎない想い。そして友情。
ほんとに深いマンガでした。かなり余韻が残ります。
矢野が命を絶つ運命じゃなくて良かったなって心底思う!
竹内くん、私は大好きだけど、やっぱり七美には矢野なんだろうねぇ。
一途に人を想うって深くて素敵❗
あぁ～読んで良かった～！

すごく感情移入してしまうストーリーです。登場人物のセリフがすごい胸に刺さりました。とにかく面白いです。

ななちゃん

高校生くらいの時に単行本で読んでた(気がする)んだけど途中でやめちゃって一気読みしたけど
重い。これん一途ととらえるには重い気がする。
ただ、大人になって読むにはアリかなぁー
色々考えさせられる 。
当時のアタシはどー感じてたのかしら笑
こんな恋愛を中学生がするのか？そのまま社会人なってまで気持ちが変わらないのか？
純粋な気持ちで読むには遅かったかなぁ

一気に読みたくなる本です。お互いの気持ちのすれ違いがもどかしいけども、2人を応援したくなります。矢野の秘めた感じも魅力的です。

漫画も持っていましたが、手元にないのでこちらで読みました。不器用な矢野に対してイライラしつつ、途中のライバルにモヤモヤします。