みんなのレビューと感想「岳」（ネタバレ非表示）（51ページ目）

極限の中での命との向き合い方

遭難した方も救助する方も、極限で命と向き合う。ここでの命とは、生と死両方。山に登ったことがなくても、十分感情移入できる。

山の厳しさも怖さも魅力も全部が詰まってます。

だいぶ前にメディア化されていたのを知っていたので何となく読み始めました。
山岳救助のことを知れるのが楽しみ。

山のことは全く分かりませんが、これを読むと山に登ることがどれだけ命懸けで舐めてはいけないことかということが分かります。事故に遭う場面は、想像してゾッと恐怖を感じます。それでも三歩さんの明るさとテクニックでスリルだけに終わらず、先まで読みたくなる話になっています。

自分の命を賭けて人の命を救うと言う壮大な任務が、ボランティアの方に託されていたなんて、この作品を読むまで知りませんでした。
頭の下がる想いです。

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映画化までされたくらいだから魅力のある漫画なのでしょが、絵がどうにも苦手でストーリーが走り出すまで読み続けられない。

面白い！

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山に魅力された男の子が人を助けたり、友情があったり、その人のバックグラウンドかしみじみとして面白く読み進めます。

山に興味なくても読める

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登山者は毎回、何かしら事情を背負った人たち。山に登り遭難？し三歩に助けられることによって、最後には人生観も変わっている。主人公のサッパリした人当たりが良い読後感になっています。

遭難者の痛ましい状態や山の怖さを描いているのだけど、各話の後にはどこか爽やかでジンとした余韻があります。雑誌でずっと読んでいましたが、終わった時はショックだったなぁ。

厳しい現実と前向きな姿勢

私は山に登ったことはありませんが、自然の恐ろしさだけでなく、自然の美しさやパワー、自然が人へもたらすさまざまな影響を感じることができる作品です。主人公の三歩の、前向きな姿勢や、自然に対する尊敬の姿勢、その基盤にある過去の様々な経験を感じ、ついつい読み進めてしまいます。数話ずつの読み切りなので読みやすいです。

山に行きたくなる

時々グロイ所があるから注意。
山に行きたくなる・・・と同時に山が怖くて行けなくなる。
山は怖いけど・・・やっぱり山はいい