4.0
いつか枯れる
初めてこの黄昏流星群を読んだのはもう、15年くらい前だったような。
当時は、おじさんになってもおばさんになってもこんなに欲情するのだろうかと思っていたけど、今や40歳のキレイなおばさんにも欲情するようになってしまった。
恋する気持ちは年に関係なく訪れるということを知る作品。
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初めてこの黄昏流星群を読んだのはもう、15年くらい前だったような。
当時は、おじさんになってもおばさんになってもこんなに欲情するのだろうかと思っていたけど、今や40歳のキレイなおばさんにも欲情するようになってしまった。
恋する気持ちは年に関係なく訪れるということを知る作品。
いろいろな、様々な老いらくの恋が描かれていますね。短編集的にいくつものストーリーからなっているところが読みやすくてとてもいいと思います。老いらくの恋にはシンプルさが似合う気がする。私も人生の終盤、ゴールの方が近くなってる主人公たちに年が近いので、何とも切ない気持ちで読んでいます。
原作者は、連載開始時に編集者から「おじさんとおばさんのエッチなんて誰も見たくないですよ」という趣旨のことを言われたそうだが、とんでもないですね。だったら渡辺淳一氏などもあり得なかったし、シニア向け漫画の先駆です。じっくり読めば、それぞれ愛らしく美しい話です。
絵もストーリーも、どこかですれ違った中年男性の身に起きたことのように、身近で現実味を感じます。(実際にはあり得なくても)
仕事一筋に生きてきた主人公の家族が、彼に対する理解や思いやりに欠けている点も、読んでいて、新たな出会いを応援したくなる大きな要素ですね。
不惑の星を読みました。
中年の恋愛ものは初めてでしたが、意外と読みやすい。
せいこさんがハイスペ女性でなかったのは意外でしたがそんな意外性もよい。
銀行員の家庭ってああいう感じなのだろうかって偏見持ちそうですが、田尻さんに天罰がくだったようで良かった笑。
かなり前にはまって読んだことがあります!まさかの中山美穂と、佐々木蔵之介主演でドラマ化されるとはビックリです。短編読み切りで、結構ドロドロしていたり、泣いたり幸せな気持ちになったりとどれもいい作品だったような感じです。
改めてまた読み返して見たくなりました。
赤裸々に、切なく繰り広げられる中高年の恋愛模様。
若い時に読んだ時は、ふーんそっかーぐらいにしか感じなかったけど登場人物の世代に近づくにつれて、感情移入できるようになりました。
若い頃のような好きってだけで行けない様々複雑な感情が、ひしひしと伝わってきます。
切ないオトナのラブストーリーです!エッチなだけではなく、人生をも考えさせられるヒューマンストーリーになっていると思います!次の展開が気になり、早く読みたいと思わせてくれる作品の一つです。現在テレビドラマと共に楽しみに見ています!
この黄昏流星群のなかでのストーリーは、現実社会でも割りと起こりうる、または起こっていることではないでしょうか?40代以上の恋愛沙汰は、いろんな制約、しがらみがあって面倒だし、そんな気にもならないし自分には無理だけど・・・。
気がついたら中年になってしまった。しか歳を重ねるごとに心は成熟してゆくから、若い頃のように好奇心や一時的な感情で誰かと付き合ったりしない。本当の恋愛ができるのが中年の良さなのかもしれない。この作品はそれが伝わってくる。