3.0
日常に溶け込む性
この作品の好きなところは、日常に紛れる形で、同じ傷を持った人同士が何気なく引っかかっていく様子や、その人そのままの魅力にふいに心奪われる瞬間や、憧れが好きにも変わる様子が描かれていることです。そこになんの偏見もメッセージもなく、淡々と見守るような気持ちになる、一人静かに読みたい作品です。
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この作品の好きなところは、日常に紛れる形で、同じ傷を持った人同士が何気なく引っかかっていく様子や、その人そのままの魅力にふいに心奪われる瞬間や、憧れが好きにも変わる様子が描かれていることです。そこになんの偏見もメッセージもなく、淡々と見守るような気持ちになる、一人静かに読みたい作品です。
吉田秋生作品で一番好きな作品ですが 最後がイマイチ納得いきません。
結局 トモアキとリカコはその後どうなったの?って感じです。付き合ったのか続いてるのか…?ハッキリしない感じがモヤモヤしました。しかも『海街diary』にも登場刷るのですがソチラを読むと更に???になります。
これを読むと自分の高校時代を思い出します。ファッションも髪型も当時流行ったスタイルで懐かしすぎます。
青春時代の熱く苦しい恋と淡々と過ぎていく日常、家族との葛藤。
あまり説明せずウルサくない絵で展開していく感じや間合いが心地良くて好きです。
人の見掛けと中身は違うもの。
見た目も大切だけど
ちゃんと見ないとその人を理解出来ない。
それぞれの恋。いろんな形の恋。
好きという気持ちを相手に伝え
その相手と上手くいかなくても
その相手がキチンと思いを受け取ってくれる
そんな関係がいいなと思いました。
独身の頃、2冊揃えてました。色々事情を抱える高校生のオムニバスだけど繋がってる切ないお話し。藤井くんは海街にも出てましたね。キラキラしてるけど切ないひとときのお話って感じでしょうか?読み返しても面白いです。個人的にはこの作品が一番好きかも。
昔の漫画なのに、古さを感じませんでした。ファッションも所謂一回りしたのか、むしろカッコイイ(笑)
内容も、簡単な学園恋愛物とは一線を画す、内面を描いた、読み応えのあるものでした!映画化もされていたようなので、そちらも見てみたい。
この作品は、海街Diaryよりも前の作品ですが、この作品があったから、海街…が生まれたのだと思います。
banana fishが爆発的なヒットをした後にこのラブストーリーは衝撃的でした。
是非セットで読んでみてください。
この作家さんわ知りました。
海街ダイアリーは映画を先に見て、漫画をよんだら、その世界観にはまってしまい、最後まで読みました。そしたら、吉田秋生という世界観にはまって、こちらを読んでみました。新しい世界にまたハマりそうです。
鎌倉の高校生のお話で、田舎育ちの私には複雑で眩しい都会の若者の物語でした。
今改めて読んでみても、素敵なお話だなぁと思います。
吉田秋生さんの描く作品は、どれも皆読みごたえがあり、大好きです。読後の余韻もいいですね。
古い作品、特にこのくらいの時代の少女マンガってサムくて読めないことが多々ありますが
こちらは古さを感じつつも白けない程度で時代感が楽しめました。
映画みたいな見応えのある構成だと思ったら映画化されたんですね。