太陽の主

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あらすじ
芭楊は淡々と言った。「陛下を手に入れたいです」「……何を手に入れたいって?」旦は笑顔のまま固まった。治癒力を持つシヨ族。治癒力を持たず村で蔑まれて生きてきたバヤンと、神の罰を受け、絶え間ないひどい渇きに苦しむダン。彼らの運命的な愛の物語。
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みんなのレビュー
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5.0
異常な村社会
凄く面白いけど、ストーリーの初めに胸糞の悪いジジイ共が散々やらかすので、その気持ち悪さを乗り越えるメンタルが必要です。
主人公の血を村人みんなで飲んでパワーアップしてたのに、その主人公親子を村八分してるのもキモいし、主人公は母が村人数人にレ◯プされて出来た子供…って(汗)。
それでも子供を愛して育てたお母さんは立派だけど、そもそもそんな事が平然と行われてる環境で生きてるって地獄過ぎる。
主人公が力を手に入れて、クソ野郎どもを抹◯する所まで見続けるつもりです!by ウリィ-
112
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3.0
出来ればもっとルビを
中華風(?)の壮大なストーリーですね。
内容に入っていきたい気持ち満々で読んでいたのですが。
バヤンにザハンなどの人名、くろしよなどの名称など、
はじめて聞く名詞がいっぱい出てきます。
最初はルビがありますが、
あとはそれを思い出しながら読まなくては、です。
これだけ読みにくい漢字が次々出て来るのなら、
全部にルビをつけるか、カタカナで表現するとか
がいいのでは。
物語に入っていく前に、
この「読み」で引っかかってしまう感じです。by takuさん-
384
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5.0
皇帝と芭陽は古の時代から繋がっていた神の子とその主であるものの、真実の揺るぎない愛で結ばれた二人。
しかし、これが始まりの終わりになるのではと読み進めて二人の仲睦まじさを毎回確認しても不安が拭えず。
そしてついに陛下の狂気が発症して芭陽が犠牲となって亡くなり……。
芭陽の血を吸ったおかげで皇帝は正気に戻りましたが、芭陽が亡くなった事を知った時の皇帝の底なしの悲しみには読んでる側にも胸が詰まる思いがしました。
芭陽は生前の母からもらった神珠を皇帝に渡していましたが、それを皇帝が飲み込み皇帝と芭陽は魂が繋がり生き返りましたが、それを飲み込んだ事によって相手と痛みも死も繋がってしまうとは素敵な夢の様なお話です。
もしその様な神珠がこの世にあったとしても、自分にはそれを飲み込める程愛していた人はいなかったなと振り返ると寂しい限りです。
皇帝は芭陽の出産の痛みも同じように感じて耐え、人生を終えるのもまた同時に。
自分の来世の人生、こんな伴侶が見つかればと願ってしまいました。by げんない-
38
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5.0
誕生から死まで、ちゃんと起承転結ある作品
この作品は全巻読むと1人の女性の
誕生から死までの壮大な物語と解る。
そして、良妻賢母の賢い女性の一生涯の物語。
そして、野獣をさばく主の物語であり、
互いの痛みを共有し、同時に死ぬ等、
切り離せない2つの魂の物語。
(ツイン・フレームの様な)
全巻読むのに4日掛かってしまった程
誕生から死まで、
・1つ1つの出来事に起承転結があり
・ちゃんと落とし所に収まり
・読み終わった後の疑問がほぼ感じられなかった
その点が爽快だった!!
唯一、腹違いの弟君の事だけもぅ少しだけ
知りたかったかな。
陛下は元より、後のお后様の本当の直近の人々は
皆人が良くその点も、この作品に愛情を抱け
安心して読めました。
後にお后様になった主人公がとても賢く、
痛快だった点もとても良かった!
後半、愛が深まる心情と同時に
愛の描写も具体的に描かれてくるし、
陛下以外の男性(親友国王)の男性としての好意は
やんわりかわしつつ、
愛しの陛下の嫉妬心を上手に立て、かつ
陛下の独占欲、征服欲を満たす事に
上手に活かしている展開は、
本当に賢くて見事だった。by みや8-
22
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5.0
NEWお奨めです…😊💕
お隣の国の昔、むか~しが舞台でしょうか…😊
時の陛下、丹 彼は狂気を纏う冷徹な鬼神の様な存在で、
ひとたび戦に赴けば、彼の回りは累々たる屍の山、
また内政では、父までの代で腐りきった貴族中心の
政治体制を刷新し(粛清し)、実力本位で人材を登用する
組織に改めました…
もちろん抵抗勢力もいましたが、彼が定期的に起こす
狂気の発作で一度に数十人をあ○める蛮行を畏れ、彼の
つくる組織体制は磐石になっていきました…
ところが困ったことに…この狂気の発作は、側室を迎え
よとぎを…という場面では必ず起きてしまい、跡継ぎは
おろか、「側室に娘を差し出す」ことは、娘や侍女達を
○されに差し出すことと同義になってしまいました…💦
ヒロイン・バヤンの住む泗与族(シヨぞく)の村でも、
陛下から側室を差し出す様に命が下り、1人だけ髪が
黒く異端児として幼少期から蔑まれていたバヤンが
無理やり連れていかれることに決まってしまいます…
村を仕切る村長はじめ4人の悪どい首脳陣、彼らは昔、
優秀な巫女で見目麗しかったバヤンの母を集団で辱しめ
「黒シヨ」の娘も陛下に差し出して○させることにより
完全に自分達の蛮行を消し去ることを目的としていました
村を追い出される前に、母の屈辱的な過去の出来事、
自分は他のシヨ族と違い、自らの血で他人を治癒できる事
などを知ったバヤン、更に旅立つ前日に首脳陣に毒殺
された母の復讐を誓って、村を後にします…😢💦💦
母もバヤンを案じ、これまでに自分の視力と引き換えに
得た予知能力を駆使して作り出した童歌と神器などを
バヤンに託し、彼女の幸せを案じながら予知した通りの
毒殺に抗わずに命を閉じます…😢💦
陛下の恐ろしい狂気の沙汰、悪どいシヨ族の村人たち…
と、もうこの辺りまででウツ展開満載、結構離脱しそう…
と思われる方々も多いかも知れません…💦
しかし… 陛下の処に送り届ける警護団の大将カレイロウ
や部下たちは、不幸に負けず前向きに生き抜こうと誓う
彼女の人柄、驚異の治癒力を知り、いつしか敬意の念すら
抱くようになっていきます…😊
陛下の住まう街に着いても、良くも悪くも子供っぽく
明るい彼女は、周囲を巻き込み好影響を与えます
そんな彼女も陛下とのよとぎの日が刻一刻と…💦
悲劇を迎えるのか否か? 是非その目でお確かめ下さい!by 柴犬暮らし-
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