あらすじ

「ミーシャ・ロレンツ。貴殿を悪女の巫女と断じ処罰する」『聖女の巫女』と『悪女の巫女』の生誕を予言された夜に生まれた公爵令嬢ミーシャ・ロレンツは、同じ夜に生まれた伯爵令嬢アメリア・クランベルに陥れられ、悪女の巫女として断罪されてしまった。しかし次の瞬間、ミーシャは断罪が起きる7年前に回帰していた。銀狼の精霊により本当は自分が聖女の巫女だったことを知ったミーシャは、二度目の人生では決して断罪されまいと心に誓い、積極的に行動していく。すると、何故か1度目の人生で自分を殺したルベルト殿下から溺愛されてしまい……。 ※本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「悪女にされた銀の聖女は二度目で愛される」のコミカライズです。

みんなのレビュー

5.0

2024/11/30 9:28

妹の顔芸

ネタバレレビューを表示する

処刑の７年前に戻って聖女としての人生をやり直す、いわゆる回帰モノです。
銀の狼が案内役というのはやや珍しい点ですが、それより何より！

悪役＝妹の変顔が素晴らしい！
博多「にわか面」を邪悪にしたような顔。わかりませんね。

この変顔バリエーション見たさで10話まで読みました。
…そんなに多くは出てきませんw

by キャット犬山
- 73
4.0

2025/04/15 19:49 NEW

人々の幸せを願って行動するヒロイン

ネタバレレビューを表示する

　２９話配信分まで読みました。
　悪女にはめられ王太子殿下に殺され、回帰する話はよくある。そして２回目の人生でははめられないように裏をかいて復讐するのがよくあるパターン。けれども、このヒロインは、復讐よりも、聖女としてのアピールよりも、国の人々の幸せを願って知恵を絞り行動する。本当の優しさを持っている。王太子殿下もそこに惹かれたのよね。最後まで見守ります。

by ぽにょぽにょ母さん
- 1
5.0

2025/04/11 18:59

ザット、令和版、グリム童話？でしょうか？

19歳の時、あんなに好きだったグリム童話が読めなくなった！学問の為に！嫌いになった！学問の「物語の土台を知るための行為」は、本当に必要な学問だったのだろうか？
…大切な夢、心の断片、安らぎ、…etc
私の大切な寄りかかりがなくなった

あの時ののショックから立ち直りたい一心？一新？の思いで、静養？西洋？の物語を読み愛す
昭和の匂いのする漫画が好きだ！
まるで失ったグリムの信頼を回復するかの様に！
(例え、作られた物語でも)、幸せになってくれ!と祈りながら
読む今日この頃にて…以上

by 半濁点のプリンが好きなTAM
- 0
5.0

2025/01/07 13:04

これから先に期待

よくある回帰ものだと読み進めていったら意外に惹き込まれていきました。ヒロインはヒロインらしからぬ、暗くて表情も乏しく全体的に陰気な感じに画ががれているけど、小さい頃からずっと自分の感情を押し込めて生きてきた人が回帰したからって急に変わるわけでもなく、回帰前に嵌められた策略に対してほんの少しだけ対応を変えて回避していく感じがまた凄くいい！少しだけ自分の思ってる事を言ってみたり行動を変えたりと控えめながらもの変化に周囲の人達が、んっ？ってなっていく感じも好き。まだまだ序盤なのでこれからの展開に期待を寄せています！

by あるしぇり
- 7
4.0

2025/04/11 8:32

顔芸は一見の価値がある

ネタバレレビューを表示する

聖女と悪女、家族からの冷遇、殺されて回帰などよくある設定の詰め合わせだが、悪役のアメリアの顔芸という一点突破で「これは面白いかも」と思わせるのがスゴい笑。漫画家の絵力の勝利。
ストーリーも王道ながら、ヒーローがなぜヒロインを殺した際に密かに涙を流していたのか等の気になるポイントを作っていて、先を読ませる力がある。…とはいえ、拙速に自分を殺した相手に、回帰したからと言ってまた恋できるのかは、なかなか厳しいところ。今のところ共感できないが、ヒーローの巻き返しに期待。基本的に絵が上手いのでビジュは格好いいです。

by ゆら17
- 0