みんなのレビューと感想「ラチェリアの恋」（ネタバレ非表示）

ヒロインがかわいそうで…

ラチェリアのブラッドフォードへの一途な愛情に心を打たれます。気の毒な幼少期を過ごしたブラッドが本当に大切な相手に気づけなかったのは残念だけど、これもまた運命。それでも妃となったラチェリアにもう少し気配りしていれば最悪の別離は避けられたはず。反して、これまでの苦悩から解放されて他国で幸せを見つけるヒロインの姿にジーンときます。

面白く読み進めました。

健気なヒロインと自分勝手な王子様。
従来の話と違うのは王子が幼少の頃からヒロインと絆を育んでいた存在だと書かれている事です。
なので、余慶にヒロインの悲しみが深い伝わってきます。

小さい頃に母親を亡くした悲しみを分かち合って過ごしてきた割には、薄情にも皇子の方が好きな人ができて心変わりする。第4か5皇子だったけど色々とあって皇子が皇帝になるのは良いが、幼馴染である主人公が皇后になったときでも冷たい態度。なぜ？？愛する事は出来なくても、幼馴染の同志として一緒に国づくりができるはずでしょ？冷遇する意味が分からない。。。で、途中で愛する人が子供連れて帰ってくるらしいね。もう逃げよ。国も幼馴染も捨てて、自分の幸せを追求して良いと思う。

王子がむかつく

不遇な時代の王子を励まし支えた、主人公の令嬢。やっと王子が、日の当たる場所に出られたのに！
しれっと新しい女を紹介してくる王子！
最低！！
あれだよね、お世話になった古い世話焼き女房よりも、新しい恋人をもとめちゃう最低なやつだよね。(たぶんハニートラップ？)
もう、王子はスッパリ捨てて新しい出会いをしてほしい。だって主人公の令嬢は、可愛いし性格も良いんだもの。