【ネタバレあり】まんがグリム童話 吉原華の乱のレビューと感想（16ページ目）

吉原の世界と復讐絵巻

吉原にいた方が書かれた体験記読みました。実際に経験された方の苦しみも、そこそこ華が体験する描写で描かれていますが、華は吉原に居場所を見つけたかのようにストーリーが進んでいくことに違和感が否めません。もとお嬢様の華が、吉原に耐えうる精神を持ち、そのうえで精神的には病んでいないなんてことはあり得ないのでは？？物語としても、最後救いはあるのか
問いたくなります。続きは気になりますが、見ていて辛いです😣

非現実的でハマる

お仕置き的なプレイが常識を逸していると思う。ダメージを残さず回復する華が超人的です。他の女郎物とは違い、陰湿さや不幸感が無く、華が受ける折檻プレイが目玉なんですね。
華はいつも浅はかな行動をとった挙句、最後は吉さんを頼っているのに、これで強いとか覚悟とか言われてもねーと思う。
お嬢様がわがままして、最後は執事が尻拭いしてるだけのよう。親分も味方してくれるし、女郎だけど、未だにお嬢様ですよ。
毎回傷だらけにされた肌が何もなかったようにきれいになっているのも、いかにも主人公だから思うと、この先もなんでも有りなんだろうな。
華の行動がイライラするけど、トラブルメーカーがいないと何も始まらないから仕方ない。
結構ハマって読んでます。

華のだんだんと逞くなっていく姿

最初はただの世間知らずのお人好し御令嬢から、ゆっくりと逞く、したたかに花魁への道を歩む華。華が凄みを増していく姿が面白くもあり切なくもあります。

怖い話ですね。
吉原は苦界って言われてるから実際に女の人にとっては嫌なところだったんだろうけど、なんか色々すごく残酷すぎます。
人って怖い。
華がお嬢様育ちなのによく耐えてるなあと思います。

無料配信分がたくさんあったのと、怖いもの見たさで読み進めました。

お金持ちの御令嬢が女郎あがりの継母に嫌われていじめられる話です。父親が亡くなり婚約者も継母に寝取られ、家から追い出されて廓に売られてしまうという壮絶な展開に。
もうグロいです。エグいです。
そんななかでも毅然とした華ちゃんが堕ちることなく頑張っているので応援したいのですが、どうやらこのエグい展開が長く続くとのこと。
他のレビューにもある通り、読むこちらが病みそうなので課金はせずにギブアップします…。

華の幸せ

人を信じすぎる華
華の幸せはどこにあるのか。どうしようもない男はどこにでもいる。もうこれ以上騙されないで欲しい。見ていて切ない

昔の女性の生き方

今も昔も色んな生き方の女性がいる中で、吉原とは特殊な社会だったんだなぁと思わされた。単純に色のある社会ではなく、色んな事情を抱えた人が集まり、それに惹かれる男性が集まり、様々なやりとりが行われていたのをみると、切なくなる時がらある。ついつい先を読んでしまう。

令嬢だった華が継母に騙され吉原に売られ、様々な人間模様のなか、恨みを胸にたくましく自分の人生を切り開く。

史実とは異なる吉原の世界

作者さんが描くオリジナルな吉原の世界と思って読めば楽しめるかな？と思います。
吉原の世界観やしきたり等、史実に基づいたものとは思わない方がいいと思います。

その上で、華と清の確執がベースにあり、他にも華にとっては厄介な人が諸々と出て来るのですが、残酷だったり可哀想な展開が多く、それが延々と続く感じなので読んでて疲れてきます。
華の基本的な性格は真面目で一本気、正義感が強いタイプだと思うのですが、話が展開していく中でそれをずーっと押し通してるのに無理があるなと感じています。一言で言ってしまうと、成長してない。清に何度騙されても、また騙されに行く、というような事を繰り返してる。
職業柄を考えれば客以外でも必要な場面であれば駆け引きしてナンボ、年齢的にも素直で真っ直ぐなだけじゃバカを見る。はずなのに、ずーっとそのまんま、なんですよね…。毎日無料の188話まで読みましたが、毎日無料分が終わる頃になってやっと華が成長するのかな？って展開になってきたかな、という感じ…。いくらなんでも展開として遅すぎると思います。

先の展開は分からないですが、こんなペースで進んでいくなら話数ではどこまで行くのか…。他に課金して読みたい作品もあるし、今はそこまでして読む気にはなれないです。

だんだんダレてくる…

無料分読み切ったのですが課金には至らずかな…。華が毎回策略にハマってうんざりだし、いつ吉原一になるのか…ダラダラこのまま続いてくのは読む気がしませんね。吉原ものは好きなのですが。