みんなのレビューと感想「部長、なんか今日いじわるです」（ネタバレ非表示）（20ページ目）

処女って、そんなに重いものですか？

「結婚までは清い体で…」とか「純潔」とかが絶対視されていた時代は、確かにあったけれど、今はそこまで必要条件というわけではない。それでも、「重い」とか「捨てる」とか、まるでいらないもののように扱う風潮、好きになれないかなぁ…。
　操の年齢なら、「ハジメテドウシ」が、そうそううまくいくものではないということ、知識としてなかったのかな？最初の失敗で、お互いを思いやれなかった二人だから、この先、他のことでもうまくいかなかったはず。だから、「未遂」で別れてよかったんだよ。
　ただ、操と諒介は、「重い」処女を「捨てる」「もらう」という「言葉」から始めてしまったから、その後が厄介。お互い、言質のとり方がずれてしまって、行き違い、勘違い、すれ違いの、なんと多いことか…。少しでも気持ちがなければ、こういうことを簡単にするような相手ではないって、最初の時点で気付いてほしいよな。まあ、ちょっと長めの３８話、モヤる回数もそれなりですが、最後は収まるところに収まります。
　長めの利点として、このレーベルにしては、エロの描写、多めです。ソフトエロという程度ですが…。初々しい操を、諒介が徐々に開発していく様子は、必見かも？！