【ネタバレあり】婚約破棄されたので、国の外れで錬金術姫になりました!のレビューと感想

最初はストーリーのテンポもよく、楽しく読めていましたが、隣国の王太子の正体が分かった後から、急に畳み掛けるように終わってしまった感があります…。いまいち盛り上がりに欠ける終わり方でした。

物語が浅い！

王命で婚約者にさせられたのに、一方的に婚約破棄された辺境伯爵令嬢のエリスは実家に戻る。そこで昔出会った少年が実は隣国の王太子で、二人は婚約に至るのだが…エリスは錬金術師で色々な政策で辺境領を豊かにして、精獣や竜をも仲間に加える。それを知った国王はエリスを手に入れようとするが、辺境伯爵は独立宣言をする。
しかし元婚約者の王太子もアホだけど、王様もアホだった！一人第二王子はエリスの価値も分かっていてちょっと策士だけど、王様がアホでどうしようもなく精獣や竜に城を攻撃されて、敢え無く独立を認めざるを得ない…大体婚約破棄するような婚約者は、ほとんどアホだね。自分の快楽しか求めてない。この物語はそこまで描いてないけど、きっと第二王子が王太子になるんでしょうね…そうでないとこの国は潰れてしまうだろうから…

錬金術師は地味なのですか…

錬金術師のエリスは王太子の婚約者でしたが田舎者の地味な錬金術師は王太子妃には相応しくないと婚約破棄をされてしまいます。
まとめてしまうとこの王太子がバカだったねというお話で、エリスは初恋の隣国の王子と結ばれめでたしめでたしで大団円。

全て中途半端

主人公が、最後ハッピーエンドだったのは良しとして、全てが、婚約破棄した王子や、国王はどうなったのか、竜族まで登場してブレスで終わりとか、なんか全てが中途半端過ぎて、星2で。

読み始めて確かに王太子が小物っぽいし、新しい聖女？も小物感丸出し。でも面白そうだなと思って買ってたのに、終わり方が急すぎる。色々端折って終わらせましたって感じ。残念。