みんなのレビューと感想「いつか死ぬなら絵を売ってから」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

売り物としてのアートについて

かくかくしかじか、左ききのエレン、ブルーピリオド。最近、美術系のマンガが注目されてて嬉しいです。

清掃業で身を立てる主人公が、画才を見出されてプロの画家になる物語。
と聞いて、「いかにもマンガw」「シンデレラストーリー？」と思った方！
絵の価値はエピソードも込み、という話が出てくるので、読んでもらえたら納得してもらえるかと。
プラス、拾う側の思惑も出てきます。

暇さえあれば絵を描く主人公一希、彼にチャンスを与える資産家の透、透に執着する画家千宏。クリエイターだらけの世界らしく、癖者たちの人間ドラマが展開されます。背景にはもちろん、モダンアートを巡るあれこれ。

各話タイトルが著名な作品なのも凝ってます。特に一話目「パーフェクトラヴァーズ」はかなり意味深。お好きな方はぜひ調べながら読んでください。

良い！

読み始めた瞬間からこの作品の世界観にどっぷりハマってしまいました。めちゃめちゃ面白過ぎて、もう一気読みですよ。

はまるはずないと思っていた

全くはまるはずないと感じていたが、ストーリに引き寄せられてしまいなぜ？と、感じ彼らの背景を知りたくなったからどんどん読むようになっていった

無料分読みました。絵画などの知識が自分には全く無いので、この世界ではこういう事が行われていて、こんな考え方があるのかと驚きました。

本屋さんのおすすめで並んでて気にはなってたんですよね!!
めちゃコミで無料であったので読んでみたけど絵があわなかった

美術品の世界を描いた漫画は珍しくて、ストーリーとして面白いだけじゃなく、勉強にもなりました。
続き気になります！

どうなるの⁇

この先どうなっていくのか気になります‼︎
絵は才能だけじゃやっていけないと思うので、周りの人とどう関わってどんな世界へと足を踏み入れて行くのか…

まだ数話しか読んでないけど

乗っけから、けっこう重いテーマというか重量感を感じてしまいました。
というのも、そういう美術やアートに対する風潮？が私の内心にも以前からあったからだと思います。
この絵が？？というような物に驚くような値段が付けられ、作者はというと美術の勉強をしているような人ではない…ということが最近でもありました。
NYアートなどにもそういうものもチラホラあるけどそれはそういう目的同士で売買してるから合ってますよね。
主人公はどんな風になっていくのでしょう。お金と湧き出てくる個性のバランス…人の価値観の違い。本作の絵はとてもシンプルだけど、なんだか自分の期待のほうが早くも複雑に大きくなってしまいました。

いっぱい書いて…

売ってくれるんだから早く書いて売ってもらえばいいのに…才能あるんだから早く頑張って書いてみなさいよ！と言いたいわ！

絵もストーリーも好みではなく、それでも評価が高いので、読み続けていれば興味を抱けるかもと期待していましたが、そうはなれませんでした。