【ネタバレあり】先輩はおとこのこ【タテヨミ】のレビューと感想（7ページ目）

複雑

女の子でいることを受け入れてくれる人もいれば、受け入れることができない人もいる。その人自身が生きやすい方で生きて欲しいと思う

多様性

途中まで読みました。完結はどうなるのやら。
かわいいものが好きな息子を受け止められない母親。母親のために自分を押し殺そうとする息子。
それぞれの立場や考え方、性の多様性、可愛らしい絵のイメージと違い意外と重いテーマのお話です。

無料分だけ読みました。性に違和感を感じていて、どうしたらいいのか悩んでいる年頃の人はこんな感じなのかなぁと知れたように思いました。

３人それぞれの想いや気持ち、関係がすごく丁寧に描かれていて読んでいて切なくなりながらも引き込まれていきます。とりあえず無料分でお話の半分を読みましたが、今後この３人がどうなっていくのかとても気になります。

どっちの気持ちもわかる

だけど、理解してくれようと寄り添ってくれたのが父親だった事はかなり助かってる事と特に幼馴染みの男友達と後輩の女子と３人で仲良くしてるのが印象的だった。
けれどその反面、母親の行動や言動が差別拒否してる事が読んでる私も辛く苦しくなった。
だけど、学校生活は男女関係なく、少しずつ話しかけてくる生徒達が増えていってて、楽しいスクールライフになっていったのが良かったなぁ～と感じた。

男の子も女の子も可愛い

絵が可愛らしくて好きです。わりと重めの内容ですが、軽い雰囲気で描かれていて、後輩ちゃんも同級生くんも優しくて心地良いです。

よき。

すきすきすき。家族を大切にしたくて、家ではかわいいもの好きな自分を隠しつつ、学校では自分の好きなかわいいを発揮する男子と、好きなものは好きって真っ直ぐで天真爛漫な女子。よき。

三人が自分を貫く姿が鮮やかに描かれてる

読み進めるごとに主人公三人(と思って読んでました。)の歩んできた道とこれからのこと、家族のこと、恋のこと、色々見えてきて奥深いです。
あおいさんのお父さんの仕事がくじらの研究者だったり、まことくんのおじいさんが特別な生き方を選んでたり、人生って面白いと思わせてもらいました。四季折々の描写、星空、青空、海、光の描写がすごくよくて、間も素敵で、感動的だった。
読後ちょっとロス気味になりそう…記憶に留めたい鮮やかな場面満載の作品だなと思います。力強く自分で決めて進んでいく三人に勇気をもらいました。

すごい、今の時代にあったお話。絵はとてもポップだけど、デリケートな部分が沢山描かれている。性や人間関係における虚無感に関しても。みんなそれぞれ悩みがあって、それにどう向き合うかっていうとても深いお話。

先輩可愛い

今の時代っぽい話ですね。先輩とりあえず可愛いです。
こんな男の子そばにいたら　仲良くなりたくなっちゃいます