【ネタバレあり】娘がいじめをしていましたのレビューと感想（4ページ目）

タイトルが気になり、ためし読み。初めて課金して最後まで読みました。
娘がいじめ加害者という試練。被害者へ謝罪に行ったりしているうちに、嫌がらせが主人公に始まる。
可視化されるネットの怖さと、意外でもないけど、人間不信が生み出す行為が描かれています。

親の

親の立場だとほんとしんどいと思います。まさかうちの子がそんなことするなんて！いじめられてる側もなんでうちがと思う

難しい

いじめ問題は本当に難しい。そのつもりがなくても当事者がそう思ったらいじめだし、周りの大人や保護者からしたらどの選択が正しいのかも難しい...

こんな風に言われたら娘がいじめしてるなんて絶対に気付けないと思う…いじめしたのが悪いのだから自業自得だけど外部が言うのは…

切なかった

自分の子供がこんな思いをしていたら胸が張り裂けそうになるだろうな。自分がその立場になったらどうするだろう。何が正しいんだろう。って色んなことを考えさせられました。最後はスッキリ！とかそんな終わり方ではないけれど、自分だったらどうするだろう。なんて言っただろう。どう行動するだろう。ってこの終わり方が私も正解なんじゃないかな。と納得できた。きっと永遠のテーマだから

加害者側

子供がいじめられたらどうしようとは思ってたけど
いじめたらどうしようと思ったことなかったな…
難しい問題かも

自分の娘がイジメ加害者だったと分かった母親が、娘にビンタするまでは、まあ、やって然るべきと思うけど、その後の娘への態度がちょっと。無視するとか蔑ろにするとかは、違うのでは？と思ったけど、娘は親から無視されても仕方ないくらいの大罪をおかしたのだから、まあ、妥当か、、、親子関係も突き詰めれば人間関係だから、どうしても相容れないとか許せないとか、あるし。

終わり方がリアル

　キリキリと胃が痛くて常に頭痛がしてる日々。歩くとめまいがするんだけど、仕事はしなきゃいけない。いじめとははっきりしてない、何が原因かわからない、すべてあいまいなんだけど、子供が学校に行けない。本人もよくわからない。でも、傷ついている人がいて、逃げられなくてこの世から去ってしまう人もいる。いじめと不登校、テーマが難しいながらも終わり方は良かったと思いました。

わが子がいじめをしていたら、信じられなくなってしまうし、なんで気づけなかったか親も自分を責めてしまいそう。相手のあることだし、その後も同じコミュニティで生活していくわけで、気になる作品です。

私も小学生の時にいじめに遭いました。無視や目の前で悪口。しかし不思議なもので、いじめる側の中でひとり目立ってやり過ぎた子がいると、今度はその子がいじめの標的になったりする。この作品の中でも第三者だと自認するクラスの保護者と子供、これもタチが悪い。人間の性質として、いじめは防げないだろう。各々言い分はあるかもしれない。教師や親、大人がいじめがエスカレートする前の段階で「気に入らない事があれば話し合いなさい。いじめは絶対にしてはいけない」と、断固とした態度を子供達に示す事が必要だと思うのです。