みんなのレビューと感想「娘がいじめをしていました」(ネタバレ非表示)

  • お役立ち順
  • 全ての内容
  • 全ての評価
並び順
ネタバレ
その他条件
評価
検索条件変更変更しないで閉じる
  1. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    私は、息子が小学校の頃、息子がいじめにあっていました。やはり学校を超えて、直接、相手の親に連絡をしてしまいました。学校は、それから動きました。今でも思い出すとむかつきます。相手は謝れば済む、意外とけろっと、向こうから挨拶してくるぐらい、過去のこと。でも、された側は今でも覚えてるし、人との付き合い方をどーしていいか、苦手になってしまって、信頼できる人が作れないでいる。小学生のいじめは、大人になってからも忘れられないんです。いじめは、心を傷つける犯罪です!!

    • 246
  2. 評価:4.000 4.0

    胸が苦しい

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ途中ですが、自分も中高いじめられていたので小春ちゃんの気持ちが解る。親になって、息子も学校でお友達とトラブルで学校に行きたくないと泣きながら訴えてきたことがあり「行きたくなければ行かなくていいよ」って学校サボって二人で遊びに行ったことを思い出した。幸い気持ちを切り替えて次の日は元気に学校に行きましたが、ホントにやった奴は軽い気持ちなんだろうが、やられた側は一生のトラウマにになります。今だに自分は人間嫌い!極力人とは関わりたくないです。

    • 179
  3. 評価:5.000 5.0

    親“たち”全員が気持ち悪い

    ネタバレ レビューを表示する

    加害者側の親、被害者側の親、相談を受けて首を突っ込む親、うちの子は関係ないけどいじめっ子は消せという親…
    子どもたちが望んでいないのに自分たちの体裁を守るために子供のことを考える“フリ”だけして暴走する親しかいないのが現実にも似ていて面白かったです

    子どもって親の介入がなくても意外にちゃんと解決できたりするんですけどね
    いつまでも子どもでいてほしい子離れできない親同士が争っていて問題を大きくする…現実でもありますね

    自分のことしか考えられない精神年齢の低い大人たちの話という印象でした

    by る☻
    • 98
  4. 評価:5.000 5.0

    いつの時代も

    この漫画を読んで感じたのは、時代がどんなに進化しても、いじめは変わらないなぁってこと。SNSが出来て、余計にややこしくなって、なのに精神みたいなものは進化しないんだなって思いました。
    自分が虐められたのは、もう30年以上も前のことだけど、いまだに鮮明に覚えています。当時はネットなんて、普及してなかったけど、それでも地域の全員が、自分が虐められるような人間だってことを、知られている気がして、正直人と関わることが苦痛でした。
    虐めっていじめっこといじめられっこじゃないんです。いじめられっこと、その他助けてくれない全員なんです。「私の子は虐めてない」ってなに?って正直思います。虐めを見て笑ってなくても、参加してなくても、助けてくれない時点で、すでに虐めてるんです。
    自分には助けてくれた人が、一人だけいました。その時はそれすら信用できなくて、いじめっこと同類に思ってしまって、大人になって初めて助けてくれたことに気付きました。あの時気付いたら、何か変わっていたかもしれません。少なくとも、一人でも味方がいると気付けたら、それでも学校や周囲と繋がろうとする事に、決別できたかもしれません。
    ただ、この漫画を見て、自分はいじめっこがいじめてきたときのことだけじゃなく、その時回りでひそひそしながら、遠巻きにその様子を見ていた全員を忘れていないことを、改めて実感しました。許すつもりがないことも、自覚しました。30年以上も経って、若い時に負った傷は、人と関わる度に足枷になっています。人と親密になることを拒んでしまっています。ネットに晒すとかじゃなく、それだけ重大な罪であることを知ってほしいって思いました。
    長文失礼します。

    • 66
  5. 評価:5.000 5.0

    加害児童の心のケアなんていらない?

    ネタバレ レビューを表示する

    加害児童の心のケアなんていらない、と小春のお母さんは言ってますが、
    私は加害児童こそ心のケアが必要だと思います。
    優しくしろってんじゃなくて「いじめなんてするお前は頭がおかしいから、精神病院でカウンセリング受けろ」って意味です。

    以前どこかでテレビのコメンテーターが言ってました。
    いじめをする子は、家庭に問題を抱えている、と。
    学校での出来事を盛って話す、やたら嘘が混じる、
    誉められたい願望が強い、
    そういう子は学校でいじめをしている可能性があるそうです。親御さん達は参考までに。
    愛ちゃんも、両親から良い子に見られたい願望が強かったですよね。
    何もしてないつもりでも、親が愛ちゃんの心に何かでストレスをかけていたのではないかと。

    私も一度、いじめっ子から謝罪のお手紙を貰ったことがあります。
    彼女は自分の心に問題があった事を自覚していたようです。年の離れた妹が産まれた事で家族の中で孤立したこと、共働きの両親から妹(赤ちゃん)の世話を押し付けられて育児ノイローゼだったこと、ストレスで優しそうな子にイライラをぶつけて発散していた、と書いてました。
    でも、妹が同じ小学校に上がって、皆からお姉ちゃん偉いね!凄いね!と誉められた事で心が回復して、今までやって来た事の罪深さに気づけた、と。
    読んで、何か感情が動いた訳ではないけど、色々腑に落ちました。あぁ、そうなんだ…そうだったんだ、私なら耐えられないな、と思いました。
    いじめっ子を憎んでいましたが、私もいじめっ子にも心があるって事を忘れていたんです。手紙を読んでそれに気付きました。
    …私は、いじめっ子を許さない人があまり好きではありません。
    勿論私は恵まれたケースなのかもしれない。謝罪して貰えた訳だし。もっと酷い事をされてる人もいるでしょう。
    それでも、憎しみしか持たず、大人になっても子供の頃のいじめを語って、死んで欲しいとか言い続けてる「被害者」を見てると、「いつまでそこにいるんだろう…」と思ってしまいます。
    自分の事ばっかり。自分以外の事を想像したりしないんでしょうか。
    この漫画で言えば、小春のお母さんは大人で、愛ちゃんは子供…なのに、これだけ年の差が離れていても、加害者の精神状態なんて考えもせず、憎いだけで終わっている。
    そんなんでいいんだろうか。大人なのに…視点を変える事は出来ないのだろうか、と思います。

    by みそ#
    • 56
  6. 評価:5.000 5.0

    いじめってある意味みんな大好物な話題

    ネタバレ レビューを表示する

    私も昔いじめられてたんです。
    だから被害者の気持ちが分かります。
    自分の体験を思い出しました。

    こういうコメントってここに限らずよく見るけど、逆に「実はいじめてました」って話は全然見ないんですよね。
    いじめ加害者はネットやらないんでしょうか。
    それとも愛ちゃんのように"加害者でも被害者でもあった人"が加害した記憶だけ都合よく忘れてるんでしょうか。
    加害した人間が被害者面していじめを批判するなんて、漫画に出てきた保護者達みたいで気持ち悪いですね。
    叩かれると分かっていることをわざわざ書かないだけってのもあるでしょうけど、でもだからこそ、加害者サイドの立場にも立ったこの漫画はとても有意義だと思いました。
    もしも自分の身内が"加害者"になってしまったら…という想定は誰もが持っておくべきだと思います。
    先生方もただでさえ激務なのに、こういった難しい問題にも迅速に対応しなきゃいけないから大変ですよね。
    その心労を思うと頭が下がります。

    • 51
  7. 評価:5.000 5.0

    娘にも読ませたいと思いました。

    ネタバレ レビューを表示する

    最後まで読ませていただきました。
    私には、小学3年生の娘がいます。
    「うちの子に限って」だいたいの家庭が
    そう思うでしょう。
    でも家での娘と学校での娘の顔は同じじゃないと
    思うんです。それぞれの場所によって
    大人もそうであるようにそれぞれの顔が
    ありますよね。子どもの事を1番分かっているのは
    もちろん親です。でも知らない面も
    たくさんあります。良いことも悪いことも。
    学校で先生と面談とかある時など、
    「悪いことも含めて気を使わず教えてください」と
    毎回、話します。今ところは悪いところは
    授業中に分からない問題があるとぼーとしだすとか
    そんなもんでしたが、これからもわたしの知らない娘をちゃんと知りたいと思ってます。
    良いところはたくさん褒めて、だめなところは
    認めてきちんと話していきたいです。
    漫画にもありましたが、
    自分は大したことない、これは
    悪い意味じゃない。と思っていても
    相手が嫌だ、傷ついた。と感じたらそれはもう
    悪いことだと思います。

    こちらのお話を読んで、愛ちゃんももちろん
    大きく反省しなきゃいけない。けどもし
    うちのクラスでいじめの事実があった場合
    主犯格じゃ無かったとしても自分の子どもにも
    話をしっかり聞きたい。周りはその時
    何をしてどんな態度だったのか。
    小春ちゃんは愛ちゃんと「クラスのみんな」が
    怖かったと一言言いました。
    愛ちゃんだけじゃない。一緒になって
    笑っていたり指をさしたり、それだけで
    共犯です。愛ちゃんだけがせめられるのは
    おかしい。愛ちゃん家族を責めていいのは小春ちゃん家族(被害者)だけです。
    被害者からしたら責めたくなるのは当然ですから。
    周りが一緒になってよってたかって言うのは
    恥ずかしい。愛ちゃんが次いじめられて
    被害者からしたら「ざまぁみろ」そう思って
    しまうと思います。でも現にまだいじめは
    無くなっていない。自分の子どもも
    見直していくべきだ。いろいろ考えさせられる
    お話でした。読んで良かったです。
    自分の娘にも読ませます。

    • 51
  8. 評価:4.000 4.0

    ネタバレ レビューを表示する

    自分や子どものいじめ被害体験に結びつけて被害者側の視点からのみ書かれているレビューが目立ちますね
    まあ私もいじめを受けた経験があるので気持ちはすごくわかります
    でも、この漫画から受ける感想ってそれだけで終わっちゃいけない気がします

    大学に在籍していた頃、こういう問題について話し合ったことがありました
    いじめの被害と加害、子どもがそのどちらもを経験する割合は大人が思う以上に多いんだそうで
    子ども達の作った社会の中で、特別誰がという感じでもなく些細なきっかけから始まっちゃう
    あくまでも周囲の見聞きした話ですが、作中の愛ちゃんみたいになるケースもままあるようでした
    被害者はもちろんですが、加害者側の中で突出する(=悪目立ちする)ヤツも結局は学校社会の中では「うまくやれてない」人なのかもしれません

    で、その時に、いじめ被害経験者の自分は果たしてどうだろうかと考えました
    小学生やそれ以前まで覚えてる限りで振り返り、まったく誰かを傷つけたことが無かったか、誰かが私にいじめられたと感じることは無かったのか
    無いと自信を持って言う事はできなかった
    そのつもりが無くても相手がどう感じていただろうか

    おそらく大半の人は私と同じだと思います
    無いと言い切れる方は失礼ながら己を見返した方がよろしいかと

    作中でSNSの書込が出てきた時、正直「流れ変わったな」と思いました
    私が子どもの頃とは明確な違いがひとつあって、それがSNSです
    学校で起きたことはもう学校の閉じた世界で終わる時代じゃないんですよね、いじめも体罰も
    良いことだと思いますが、反面すごく怖いと感じることも多くなりました
    作中でもそれが被害者側の武器になり、傍観者が石を投げるための隠れ蓑になり、加害者に向けた凶器になりました

    アレはいじめの道具にも復讐の道具にも誰かを陥れる道具にもなります
    子どもは大人が思うよりずっと賢くSNSをうまく使いこなしますね
    私が子どもの頃にSNSが無くて(裏サイトはあったでしょうが)本当に良かったと思います

    SNSには徹底的に人を追い詰める力があります
    我々が過去の自分自身を棚に上げて、正義感やある種の義務感を持ってそれに書き込み誰かを断罪しようという時、その行為が教室の中で子ども達がただ一人に対して行う行為と何が違うのか
    それをよく考える必要があるとこの作品を読んであらためて感じました

    • 48
  9. 評価:5.000 5.0

    心臓がドキドキしてキツイ。

    小中高生の現役親、特に父親は真面目に一読の価値がある。
    あえてそれぞれの親目線からの視界だけで描かれているのが特にリアルだ。

    子供繋がりで仲良くしていた親同士の人間関係なんて、いとも容易く壊れて憎悪と苦悩に満ちた関係に裏返るリアル。

    被害児童となった我が子が引きこもる姿を毎日見続けて被害意識を募らせる母親のリアル。

    その怒りから加害児童とその親の死や破滅まで望む程の怒りに塗れるリアル。

    いじめ被害者を守りたいという世論形成がこれまた容易く加害者狩りという新たなイジメに裏返るリアル。

    自分は常識があり、人間性を大事にする人間だ、自分や我が子がイジメの加害者になるなどあり得ないと妄信する
    「普通の親達」。

    イジメの加害者にも被害者にもなった経験がない(自覚がない)普通の親達が集団になると
    途端に匿名の無責任を発揮。 寄ってたかってリンチと言える言動を正義面して行う異常さのリアル。

    正義感の暴走、匿名での炎上を楽しむ無数の「自覚無き加害者の群れ」のリアル。

    子供だけでなく、むしろ大人も全員、被害者より加害者になる可能性の方が高い。
    イジメが被害者より加害者の方が圧倒的に多いこと、そのままに。

    ラストは状況から考えればやや穏やかな顔をしていたと思うが、現実には去って行く母も子も生涯消えぬ深い傷を負い、
    それを正義面する匿名加害者に「いじられ続ける」のだ。

    日本は戦時下ではないが違う意味でこの国は地獄かも知れない。
    自殺者が多いのも地獄で藻掻いているかと胸に迫る。

    集団が問うのは集団に属するのか否かであって、何が正しくて何が間違っているかではない。
    なのに単純な正義正論で結託しようとすることが何よりも気持ち悪い。 凶悪な宗教団体と同じだ。

    イジメに怒りを感じる人は全員逃げずに向き合い、自分がそれぞれの立場に置かれたらと考えるべき
    重いテーマだけれど、可愛い絵柄、軽い筆致に救われている。

    現実逃避に終始する教師、父親の姿も男の身としてリアル過ぎてキツかった。
    世の女性達、特に母親の生きている世界の厳しさを、男達はもっと学ぶべきだと思う。

    母親が「子育て」と口にする時は、単に衣食や教育の管理に留まらない、難しい人間関係を潜り抜けていく
    幾多の問題に向き合わざるを得ないのだ、ということか。

    二度読むのはキツイが、学校でもPTAでも一読すべきだと思う。

    • 30
  10. 評価:5.000 5.0

    気持ちがわかる

    ネタバレ レビューを表示する

    私も中学の時いじめられた側でした。10年経ってもいじめをしてきた人の事は許せていません。当時、学校側が加害者側に話を聞くと、『自分も虐められたくないから』というふざけた理由でした。その後謝られましたが、大学で加害者と同じ学校になり、その人は平気で久しぶり!と声をかけてきて成人式の後のクラス会来るよね?とも誘われましたが、行くわけないじゃないですか。許せないんですもん。
    漫画では結局、加害者もみんなから虐められて親から自業自得と言われる場面もあるのですが、私もそう思ってしまいました。というより、私が同じ辛さを味わってほしいと当時思ってました。
    虐めをする側は軽い気持ちで楽しくてやってしまう最低な行為ですが、その行為で人が命を絶とうとする事もある事を今の若者達に知ってほしいです。

    • 13
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全632件

無料の作品

今すぐ読める!無料漫画コーナー