天狗の台所

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あらすじ
NY育ちの少年・オンが、料理上手な兄(実は天狗!)とおくる、不思議でおいしいスローライフ。自分が天狗の末裔であることを知らされたNY育ちの少年・オンは、しきたりにより、14歳の1年間、日本で兄・飯綱基と隠遁生活を送ることに。天狗といっても特別な力はなく、畑仕事や料理を楽しむだけの生活に肩透かしなオンだったが、兄に羽が生えていることを知って大興奮!オレにも天狗パワーが目覚めちゃうかも!?『千年万年りんごの子』『地上はポケットの中の庭』の田中相が描く、四季折々の兄弟暮らし。
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みんなのレビュー
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5.0
めちゃくちゃ良い!
「あなたは天狗の子孫です」なんてトンデモな話をされた14歳のオンは、アメリカ育ちの都会っ子。
でも「アメコミヒーローみたいでカッケェ!」的なノリの良さですんなり天狗の子孫なことを受け入れます。
そして14歳の1年間は人目を避けて暮らさなきゃいけないという天狗の習わしに従って、日本の山奥での生活を強いられます。
その山奥の日本家屋には会った記憶もないオンの兄が住み続けていて、兄弟のぎこちない生活がスタートします。
田舎の風景、昔ながらの生活を楽しんでる兄、そして年の離れた全然タイプ違うこの兄弟のやりとりもすごくいい。
何よりも白くてでっかい犬の可愛さがたまらないし、ごはん美味しそうすぎてやばい。
私は虫が大嫌いだから、リアルにこの生活するのは無理なんだけど、だからこそ余計にこういう生活の様子を見るの大好き!
大好きすぎてアニメ化してほしい。ほのぼの見たい。by もちもちほっぺさん-
5
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5.0
無料分12話まで読みました。
食べ物系はあまり読まないのですが、妖系が好きなのと高評価なのとで読んでみました。
とっても癒される作品。
毎日忙しいママの為に、レンジで時短料理とか、ちゃちゃっと作り置きとかがもてはやされる時代に、真逆の料理が紹介されてて、それがまた美味しそう。
料理でも、きっと他の事柄でも、手を加えたら加えただけの結果がちゃーんと返ってくるんだなぁと、改めて思い起こさせてくれました。
ピェンロー鍋は、絶対作ります。by キコミー-
1
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5.0
天狗がリアルに!?
なんか気になる! 好みの絵ではないのに。とてもこなれてて上手な絵だけど、それが都会的で田舎暮らしのストーリーに合っていないような気もするのに。なぜか読み進めてしまうのは、なんだかんだ面白いのだと思う。畑仕事や料理の工程のたんたんとした描写が、とても彩り豊かで最高の贅沢に見えるし。時おり出てくる新情報のタイミングも絶妙だし。気が付くとワクワクしている。あ、この絵だから、天狗にリアリティが増すのかも!
by su1ara-
0
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5.0
とても素直な絵柄
とにかく絵柄が良いのだ。
変に奇をてらうことのない、のびのびと牧歌的で素直な絵柄が、この話に、実にぴったりと合っている。
毎回、ご飯がすっごくすっごく美味しそうで、食べたいなぁ〜と読み手(僕)に思わせる描き手の力量にも唸る。
天狗兄やんの
「召し上がれ」
という言い方が、さらりと上品な感じなのも良い。
そして何よりも喋る犬、いいなぁ〜っ!!
小学生の時に夢中になって読んだドリトル先生を思い出しちゃったよ。
僕ん家の黒猫も、遠慮しないで喋ってくれんかな?by ぼんやり凡太-
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5.0
緩やかな時間の流れを感じます
「天狗の台所」これはなんか術式で色々な食べ物を調理する話だと思って、最初はスルーしてました。
でも絵がとても好みだったので読みはじめて、良い意味で裏切られました。
現代の生活の中でスローライフしているストーリー。自然と人との関係や人どうしの繋がりなど読み進めるとほっこりしてきます。
兄弟愛も素敵です。
また、普通と違う偏見に対しても柔らかいニュアンスででもちゃんと読者に投げかけられていると感じました。by クロミのママ-
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作家:田中相 の作品

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レーベル:アフタヌーン の作品

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出版社:講談社 の作品

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