みんなのレビューと感想「海の底のピアニスト」（ネタバレ非表示）

開放の先に…

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大好きな作家さんです。

イベント会社の牧田と専属ピアニスト辻野。
完璧主義の牧田は掴みどころのない辻野が
苦手。打ち合わせしていても波長が合わない。

ある日牧田は辻野とストリートピアノを
弾くハメに。しかし、失敗しても大丈夫と
言われ夢中で弾くうちに気持ちに変化が…。

お互いの事を知ろうとする２人は触れ合い
心を開く。

もう少し見たかったです。

ヒロインがチョロい

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短編だから仕方ないけど、男の内面や履歴が
深掘りされてないから、ヒロインがチョロく見えちゃう。さっきまで自分を刺した女と抱き合って、もう会わないって女に言われて落ち込んでた男が、なんでヒロインと唐突にくっついたのかわからない。
このヒロインもダメンズホイホイね。
あのタイプの男じゃ、ヒロインの頭痛はまた始まるだろうし、泣かされそう。

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イベント会社のヒロインとピアニストの話。気が合わない、どちらかと言えば嫌いと思っていたヒロインだが、相手を知りたくて少しずつ仕事以外の話で近づいていく。ピアニストは女性に刺されたとか経歴を隠していたとかちょっと謎めいている。もう少し深いところまで読みたかったです。