4.0
"魔"が差さなくとも、クズは最後までクズ
ワガママし放題、クリスティーナのものは全て欲しがる義妹のミュリエルにこ○されたはずの淑女クリスティーナが、何故か巻戻りし新たな運命を切り開くストーリー。
最初はよくある話かな…と思いきや、色々な伏線が多岐に渡って散りばめられていて、なるほど!そうだったのか!と思うことたくさん。
最初の人生では完璧な淑女だったクリスティーナが、自己犠牲を捨て、自分の人生を歩み出す姿は凛としていて素敵だし、知恵で状況を打開していくのもカッコいい。
初っ端は悪魔のようにも思えたミュリエルも、結局はクズな父親が元凶。彼女はいずれ、更生していくと思う。
魔に魅入られた父親は結局元からのクズで下衆でクソでどうしょうもないバケモノ。こいつはもう、永遠に消えていいよ。
とにかく面白いので、最後まで読み切りたいと思っています!
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