3.0
不器用で歪な愛の世界
一気読みしちゃったよ
確かにエロ全開だけど、それより内容気に入りました
だからかなそんなエロに目が行かなかった
政略結婚で夫人の家はゲスすぎるし、まあ公爵の不快感は納得
夫人はそんな実家から出る事ができるから、結婚に一縷の望みもあっただろうけど
それは見事に打ち砕かれ、実家での冷遇と重なり全てにおいて諦めちゃって希望を持つことも放棄しちゃってる
他の話だと逃げるってって話が多いし、その先新たなる出会いでお幸せにってめでたしめでたし
しかしこの主人公は離婚の条件に浮気の容認を求めるってのがスゴイ
自死を選ぶ、逃げるって選択もありえない、そのくらい無気力なんだろうな
だからの浮気ってちょっとぶっ飛んでるし、単純に快楽目的ぽく見えるけど
愛し愛された記憶がないから、どうせ離婚後また売られるんなら
一晩買った男であっても、仮初でいいから愛し愛されるって感覚をセッ〇〇求めたのかなって思う
最初の頃は相手に興味もたず、感情を求めもせず
ただ同じ相手と過ごす事に寄って感情に揺れが生じ始める
公爵も夫人から始めて求められ事が浮気の容認って取り引きに、夫人自体に初めて興味を抱く様になり
男娼に扮して夫人を抱く
肌を重ねていくうちに気持ちが入ってきて…
私的には好みな歪な大人な愛の世界、現代版で映画出来そう
残念なのは、やっぱり絵が苦手だった
それとやたらと巨乳って色気が半減するし
外伝いらなかったかと
ただのエロの好きもの夫婦って感じで終わっちゃた感じで残念
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