【ネタバレあり】朧の花嫁～かりそめの婚約は、青く、甘く～のレビューと感想（120ページ目）

顔にあざがあるために家族から使用人の様な扱いを受けているヒロインの清子さんがとにかく賢くて聡明で素晴らしい女性です。
目が不自由な朔弥さんとお見合い結婚をし、お互いが認め合ってなくてはならない存在になっている二人の夫婦の形がとてもステキで応援したくなります。

旦那様

家では酷い扱いだったので自分を卑下して
いるが　お寺で様々な勉強を教えてもらい
かなりの努力家で色んな知識を持っている。
この時代に英語が喋れて　聞き取れるのは
凄い事だと思う。
気遣いも何でも出来るのにアザを酷く扱われた事で　卑下してしまうのはもったいない。

不遇なヒロインが追いやられる形で怖いと評判のヒーローの元に嫁いで。
のくだりは、私の幸せな結婚などにも見られるよくあるテンプレートですが、
異能物語ではないので、
ヒロインの急な覚醒等の不自然さやご都合展開がなく、
個人的にはこちらのほうが好きです。

はじめはひどい男だと思っていましたが、お互いが心から親愛しあい、さくやさんの目になっていくのがすてきです。

幸せになってほしい

ありきたりな設定だなとは思うんだけど、清子さんがだんだん心を開いて表情豊かになっていくのがとても良かった。

あんなにお嫁に行くのを嫌がって姉に変わり身させといて相手がキレイな顔してるだけで嫉妬するなんて嫌な妹だ

素敵なお話

生まれつき顔に酷い痣があり悲しい思いをしてきたヒロインは、それゆえに 心がとてもきれいで、しかもひねくれていない。 自己評価は低いけれど。
その良さをわかる男性も心の綺麗な人なのだろう。

無料

無料分まで読みました！
顔のアザのせいで悲しい境遇だったけどこれから力を会わせて強くなっていくところを見届けたいです！

心あたたまる…

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(2023.11.5現在、最新話27話まで)
あまり悲運なヒロインというのは読むのが辛くて苦手なんですが、これは面白いです。
生まれ持った顔の痣のせいで、生家では使用人のような扱いを受けてきた清子。
家のみならず、醜い痣のせいで世間からも忌み嫌われる存在。。。
ただ美しいだけの妹に全て奪われ、家ではまるでお荷物以下のヒロインが不憫でなりません。。。
とある縁談から物語は動き始めますが、その縁談の相手というのが弱視の資産家・朔弥さん。
朔弥さんもまた資産家というだけですり寄って来ては、障がい者と知るやすぐに心変わりして離れていく、あさましい女性達に辟易としていました。
そんな２人が心を通わせながら少しずつ距離を縮めて近づいていく、奥ゆかしくも優しい、心あたたまるストーリーです。
最初こそメソメソびくびくとしていた清子ですが、朔弥さんとの出会いの中でどんどん強くたくましくなっていく成長の姿も素敵です。
最新話の27話では、やっと結納の儀を終えたところでした。
最後は結婚して子供を授かって、幸せなエンディングまでを描いてほしいと勝手に期待していますが、
結納から正式な祝言までは。。。まだまだ先は長そうです。
早く幸せになってー！

とても優しい空気が漂う作品です。顔の痣と目が見えないという業を背負いながら、精一杯生きている清子と朔夜が、惹かれ合っていきます。
二人の行く末が気になる作品です。