【ネタバレあり】身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛されるのレビューと感想（3ページ目）

姉妹の真実

姉と妹の血の繋がりについては驚いた。辺境伯がカッコいいとか伯母様がいい人だとか他の感想がぶっとんだ。これまで意地悪な兄弟姉妹にたいする胸スカ展開はたくさん読んできたけど、この作品の姉のダメージが1番かもしれない

二人は似た者同士

掲載されている41話まで全て読んだ。ストーリーはとても面白いと思う。
辺境伯は最初からクラリスを花嫁にと懇願していたこと、クラリスの実家の隠された真相が次第に明かされていく。
そしてクラリスが薬草の知識を使いながら勇敢に苦しむ民を助けていく、苦しむ人々を放おっておくことが出来ない純粋で優しい心を持っている女性だということ。
また、辺境伯ジーンも領民を守るために敵国と戦い、流行り病に侵されている領民たちを助けるために原因を究明して、下水道を整備する。しかも、戦った敵国に対しても温情をかける。完全に敵国を滅ぼすのではなく、敵国の田畑を焼いてしまったが、その田畑を焼き畑として農地再生出来るように残し、また食物支援も行おうとしている。
辺境伯とクラリスはとても優しく懐の深い、かつ聡明な人物だということ。この二人は似た者同士だと思う。
次話を待ち望んでいる。

無料よりもう少し

読みましたが、色んなところにフラグがたってました、
そんな裏話があったのかというのと、いくら確実な子爵の血筋でも、あまりに父親がクズすぎて、こんな父親の血を引いてる娘でいいのかと思ってしまう。
というか、こんなクズ共からこんなできた子ができる？？誰か別の人が育てたの？中身転生者？
親がクズすぎる親のせいで人格歪みまくった過去をもつ犯罪者多いから謎すぎる。そこはフィクションだからと言われればそこを楽しまなくちゃなんだけど

身代わりではなかった…歪みの犠牲者たち

　よくある「身代わり婚姻もの」と思っていたら、大間違い！ヒロインクラリスはもとより、ファーレンハイト家の全員が、そう、あのク◯姉マチルダでさえも、歪んだ貴族社会の犠牲者だった…という大どんでん返しが用意されていました。その意味では、ざまぁだけれど、ざまぁと言い切れないというか…。もちろん、マチルダの愚かしさ、憎々しさは変わりありませんが、彼女の出生の秘密、そして、父ファーレンハイト子爵の心の歪みを知った上で読み返してみると、マチルダの言動一つ一つが、全て虚しく感じられます。と同時に、そんな中にあっても、人間として歪まなかったクラリスの強さは、本物だったのでしょう、彼女の母が言うように。
　気になるのは、現在２７話までの配信で、一定度結末を迎えたようにも感じるのですが、果たして続話があるのでしょうか。決して「身代わり」ではなかったクラリス、ただ、ここまで溺愛っていうほど、溺愛っぷりが目立っていたわけではありません。(ま、ジークフリート様なりの溺愛だったのかもしれませんが…) この後続くのなら、やっとお互いの気持ちに気づき始めた二人の、もっとイチャコラな姿を見たいと願ってしまうのは、私だけ？

かっこいい

辺境伯がカッコイイのはもちろんなのですが、主人公がかっこいいと思いました。メイドや周りの人間など愛してくれてた人もいたけれど、家族という存在に除け者にされるのは本当に辛いことだと思います。だけど、辺境伯のおかげで、以前から自分を愛し大切にしてくれる人の存在を認識して、そこから強くなったのがかっこいいと思います。

つい夢中になってしまう

主人公クラリスは実の両親から虐げられ、姉のマチルダを溺愛していた。そんな時に辺境伯との結婚話が持ち上がる。この姉マチルダがまた根性が悪くて最悪な女。どこで話が入れ替わったのかわからないけど、辺境伯が求めていた人物は姉のマチルダだという。そして妹のクラリスは自分は代理で姉の代わりに結婚するんだと思っていたのだが、本当は元からクラリスを求めていた。最悪なのは姉のマチルダ。辺境伯が超絶イケメンだとわかった途端に、結婚相手を交換しましょうと言い出す始末。おまけにこのマチルダは母親が当時婚約していて駆け落ちした男の子供だった。だからクラリスは正統な子女だけれどマチルダは血のつながりはない。おまけに家は火の車。この先どうなるのか。

身代わり花嫁初心者さん向け

宝石と称えられるほどに美しい姉ばかり愛され、蔑ろにされる主人公…着飾れば姉にも負けず美しいのに姉の嫌がらせで地味な装いばかりするうちに凡庸だと思い込むように…
ある日、王家を通じて辺境伯から姉に婚約の打診が来るが、溺愛する娘を遠くにやりたくないという父親の企みで主人公が身代わりで嫁ぐことに…
恐ろしいと評判の辺境伯にバレたらどんな目に遭わされるか…と思いきや、あれ？優しい？鉄面皮だけどとても紳士だわ？？
そもそも辺境伯が婚約を申し込んだのは主人公の方！？え、何で姉が欲しいとかって話になってるの？あれー？？
という感じで、身代わりだからって主人公(女性)に酷い仕打ちをするヒーローはいません！
主人公は身代わりだからって怯えてますが、辺境伯も嫁ぎ先の人達もみんな優しい人ばかりです。何なら主人公家の使用人達も優しいし、辺境伯の叔母も叔母の屋敷の人達も優しい。酷いのは父親と姉だけです(母親は父親の言いなりで酷いことはしないけど関係が希薄…)
身代わりの花嫁系としてはかなりライトで甘々な部類なので、絵の綺麗さもあってスルスル読めちゃう。とても手に取りやすい作品です

クラリスには笑顔でいて欲しい

絵がすごく綺麗で読みやすい。
主人公・クラリスが家族に虐げられている様が、今で言う所のネグレクト・児童虐待・姉妹差別等の社会問題を織り込んでいて、保育士をしていた自分には深く響いた。
そんな劣悪な環境で育ちながら、誰も恨む事なく、ただ『違和感』とだけ称するクラリスは、本当に強い女性。
読んでいて気持ちが良かった。
この作品は、これからももっとブレイクして欲しい。

家族に愛されず姉妹で差をつけられて育ち、姉妹の身代わりで輿入れするよくあるお話。
肉体的な虐待をされて育ってないだけ他のお話よりは気持ちが楽。精神的な虐待ではあるけど。
まだ読み始めたばかりだけど家族のひみつ？とか、どう性格の悪い姉と対峙するか気になるところ！
早く続きが読みたい！ポイント貯めないと😅

ストーリーは想像通りだけど好き

よくある身代わり花嫁です。姉妹の格差があります。姉は綺麗にドレスや宝石を身に付け両親からの愛情に満ち妹は地味で綺麗なドレスも与えられず両親からの愛情も無い。そこに悪い噂のジークフリートとの縁談が「ファーレンハイトの宝石」(姉)に持ちかけられる、だが綺麗な姉を辺境伯に嫁がせたくない父親は妹クラリスを身代わりに輿入れさせる。
話の展開も大体想像できるけど、クラリスの人柄やジークフリートの立ち振舞いなど読んでいて気持ちがいい。