3.0
タイトルと表紙の絵から大体の内容が予想出来て、でも読んでみたら予想以上に最低な夫と浮気相手が居ました。妻を見下し、娘を粗末に扱う男が夫だの父親だのを名乗る様は腹が立ちました。浮気相手の微塵も悪気を感じていない態度は論外です。どんな心情になろうと他人の家庭を壊していい理由にはならない、そんな事すら考えられない低能ぶり。
浮気が発覚して妻が家を出た後の、夫の言動や涙には少しも共感も哀れみも無かった。娘の為にと一時は夫を赦したような妻にはうんざり。娘の気持ちに漸く気付いて反省して離婚したから良かったけど、これが無かったら終わりまで読めませんでした。
愛した人がたまたま既婚者だったとか
好きだから奪いたかったとか
こうなるのが運命だったとか
不倫というものを美化して酔いしれている人はたくさん居ると思います。
人を好きになるのは自由、問題はその先ではないでしょうか?
バレなければいいという安易な気持ちが、結果的に誰かを傷付けて償いきれなくなる場合もある事を、人としての神経が有るなら考えて欲しいものです。
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