【ネタバレあり】砂時計の契約令嬢のレビューと感想（31ページ目）

伏線回収、お疲れ様でした

　初めはお気楽な男装女子のシンデレラストーリーかなと思って読み始めたのですが、いやいやどうして、ミステリー？サスペンス？ホラー？ファンタジー？SF？そしてラブコメ？(断じてBLではありません！)等々、全てをごっちゃにしたちゃんこ闇鍋のような手強い作品でした。
　鍵になる言葉は「魔女」…一般的に日本人が認識している魔女のイメージで読んでしまうと大混乱必至。強いていうなら、一つの種族？ミツバチの社会構成のイメージに近い？存在かな。「魔女」「大魔女」「お母さま」等の言葉が、主語がはっきりしないまま、度々説明に使われるのに加えて、敬称と本名を結びつけるのもひと苦労、厳しい言い方をすれば、直訳した外国の本を読まされている気分になってきます。だから、細かいことは気にしないで、エステラとクレオールの焦れ恋物語として読むのが一番！ごちゃごちゃしていた伏線も、何となく収まるところに収まった感があるので、結果オーライということで…。
　タイトルにある「砂時計」の意味するものは…？男として生きるエスティンの時間と、女として生きるエステラの時間を象徴的に表現したものなのか、それとも魔女の「種」が「開花」するまでの、エステラの残り時間を表そうとしたものなのか…作者さんに聞いてみたい気もします。星５を付けたいところですが、やはり分かりにくいところが気になったので、星４で。

男装の麗人とまではいかないけどとても強くて素敵な主人公と王子さまの恋愛かみていて最高の面白さです！話しも読みごたえあります

双子は

話の流れからして、想像するに、多分最初から息子さんはいないような気がする。
お父様は何かを考え、思い、弟さんがいることで証明を出したみたい。
王子様はそのことを知ってるみたい。
後はどう悪魔親子と対決するかですね

伏線だらけ。w

伏線が多すぎて渋滞してます。w
結論から言うと、すごく好きです。
コツコツ無料分読んでますが、話があちこち行って進まないし、どこが本編なのかわからん感じ。
でも、女主人公（弟になりすまして騎士になっちゃう双子の姉）のサバサバしたい生き方が面白くて読み続けています。
ストーリーは、
没落しそうな貴族の女の子が独り身に。稼がないといけないのに、できることが剣術だけ。そこへ丁度よく戸籍に書かれた、今まで存在も知らなかった双子の弟がいることを知ります。本当にそんな人いるの？と疑問を抱きつつも、チャンスとばかりにその弟になりすまして騎士になっちゃうって言うやんちゃぶり。
騎士学校に入学して学園ものかと思いきや、時間すっ飛ばしてあっさり就職、有能な士官に。プライベートがゆるゆるのサラリーマンみたいな地方騎士になって悠々自適な毎日って設定からの、ようやくお話スタートです。w
スイーツが好きで、華奢な体型なのに、剣術の腕前が凄すぎて誰にもバレてないって、そんなことある？？
いろいろ作れそうな学校生活とかをあっさり全部通り過ぎちゃうんだ！って言うストーリーの潔さに序盤から、マジか！です。
ようやく展開したと思ったら、魔術でおかしくなった令嬢の死に立ち会っちゃうわ、命狙われてる王太子はでて来るわ、女が男装してるのに「姉に化けてくれ」って謎のミッション発動されてるわ、決闘申し込んで来てた騎士が姉（つまり自分）に惚れてるわ、そもそも戸籍だけの弟って実在するの？って、可笑しい状況にしかなってない。w
本人はちょっと面倒見のいいゆるいサラリーマンみたいな性格なのに、どんどん何かに巻き込まれていく。
個人的には絵が話のゆるさ、シビアさのバランスに合っていて、いい感じです。
戦闘シーンもちゃんとカッコいいし、ほのぼのの時はふわっとだし、丁寧に書いてくれるし、違和感なく入り込めるので、ずっとこの絵であってほしいな。
この後、きっとロマンス展開もあるのかと思うので，ストーリーも伏線回収も楽しみに読み進めたいと思います！

ドレスがきれい

ドレスなどの色合いがきれいだと思います。本来女性なのに、男にばけて、また女装することになるというややこしい展開です。
よほど少年っぽい人でないかぎり、すぐに女性だと見破られるように思うのですが、そこはコミックなので、そういう設定なのでしょうね。
どうも話の進み具合が遅いように思うのですが、紙で読むとそうでもないのかもしれません。おもしろそうなので、早く読みたいと思うゆえに、展開が遅いと感じるのかも。

読み進めて行くうちにハマってしまう作品です！
トントン拍子に話が進むので、なんか
軽いというか味気ない印象を最初はあったのですが、10話以降かな？物語が面白くなって来ますよ

面白い

現実として女性のエステラが男性よりも剣術が強いとか男性に混じって隊長を務めるとか無理な設定もあるけど、内容としては面白い
皇太子はエステラを本当に男性だと思ってる？とかまだまだ謎な部分は多いけどどうなっていくのか楽しみ

48話まで行ったけど。。。

皇太子は、本当にまだエステラが、女子だって気づいていないのかな？？これだけ近くで一緒にいれば、、わかるでしょ？？

複雑に話が進む中で

なかなか本当の自分をさらけだせず、それでも惹かれてしまう。
これを言ったら、関係がどう変わってしまうのだろうと考え、恐れて、今を大切にしたくなってしまう気持ちがよくわかります。

なんだろ

最初は情報量が多すぎてストーリー自体はなかなか入ってこなかったけど、読み進めていくうちにわかってきたら意外に面白そうだった。