スマイリー

- タップ
- スクロール
- ページ
あらすじ
愛娘を不慮の事故で亡くしたフリーライターの鴨目友司。絶望した彼は妻にも去られ、抜け殻のような日々を送っていた。だがある日勧誘に来た見知らぬ宗教団体「心笑会」のチラシが彼の運命を変える。そこには音信不通の妻の姿が映っていた…。これは信仰と狂気の物語──。邪悪な笑顔が招く教団の黒き闇とは。戦慄の``新興宗教``サスペンス始動!!
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
4.0
カルトを巡るあれこれ
この世で最も嫌いなもののひとつがカルト宗教である。
だからもう、主人公がそれに立ち向かうという設定だけで、私は全力で応援してしまう。
妻をカルト教団から取り戻すなんてもう、感情移入の度合いが激しくなりすぎてヤバい。
本作の主人公は、一見すると何かイマイチやる気のない感じが、逆にリアリティーがあってよかった。
たぎるほどの正義感とか、燃え盛る妻への愛とか、そういうものをストレートには描いておらず、かなり抑制した描き方をしながら、その根っこには譲れないものがちゃんとあるのだ、ということが伝わる。
私はそういう表現というのが好きだし、特に「大人」に向けての作品は、そうであるべきだとつくづく思う。
カルト教団の造形も、まあ、いくぶん漫画的な誇張というか、「いくら何でもそりゃないだろ」というところはあるにせよ、その薄気味悪さ、躍動的な嫌悪感を撒き散らす様は、なかなか面白かった。
余談だが、最近「カルト・オブ・ザ・ラム」という「カルト教団の教祖になる」というゲームをやって、これがたいそう面白かった。
カルト宗教大嫌い、なのに、カルト教団の教祖になるゲームは嬉々として遊べる。
人間の(私の)こういう柔軟性というかいい加減さというか、実に興味深いし、恐ろしい。
「自分だけは大丈夫」なんて思わずに、肝に銘じて生きていかないとね。
いや、マジな話。by roka-
81
-
-
5.0
NEW人間の狂気を感じる
ワーカホリックな記者だったせいで子供を失ってしまい、生きる希望を無くしてた主人公が、ある新興宗教に注目して特ダネ狙いで踏み込んで行くのですが、自分の(元)奥さんがそこの幹部になってたり、調べれば調べるほど回りの人間が消されたり…とにかくダークです。
笑顔って本来素晴らしいものな筈なのに、狂気しか感じません。
色んな所の上層部もその宗教と関わりを持っている為、いつ誰が消されるかハラハラします。
人間の醜さや妄信的な信仰心、グロい系が大丈夫な方には面白いと思います。by ウリィ-
0
-
-
4.0
NEW無料分だけ読みました。
主人公が失踪した妻を捜すためにカルト教団に足を踏み入れていく、そこそこある題材かなと思いますが、笑顔と教団がやっていることの陰惨さの対比が不気味で、恐怖感が倍増します。無料分だけでは教団が目指しているものがお金なのか権力なのか他の何かなのか実態が見えてこなくて興味が掻き立てられますが、グロシーンもありメンタルにくるので、先を読みたいような読みたくないような…ジレンマに陥っています(笑)by kinakoko-
0
-
-
5.0
怖いけど
怖いけど気になりすぎて読んでしまう!
妻を救いたいと入会するけど、どうなるのか…
妻も救って欲しいと思っているのか、もう染まってしまっているのか気になります。
生まれつきの信仰とはまたちがい、カルト宗教のようなものは顔つきが変わっていきますよね。
友達でも久しぶりにSNSでみたらなんかへんな団体(トレーダー系)に入っていて顔や雰囲気が変わっているのは何人かみてきました…。
まずは無料だけ読んでみます!by タイティー-
8
-
-
5.0
タイムリーな話題な気がします。
まだ無料分を読んだだけですが、宗教団体で一般社会から断絶させようとするところは、危ないですね。
かと言って、宗教が悪いわけじゃない。
人間の哲学に基る事だから、宗教は大事だと思います。
悪い組織はそういう人間のこころの隙に入ってくるんだと思う。
正気を取り戻した人が、首切られる(文字通り)とかにあったんじゃないかな?
フィクションだけど、あながちリアルだと思います。by ノン1234-
4
-
作家服部未定の作品

Loading
レーベル漫画ゴラクの作品

Loading
出版社日本文芸社の作品

Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
?
Loading