ミューズの真髄

あらすじ

美大に落ちたあの日。“特別な私”は、死んでしまったから。仕方がないのです。“凡人”に成り下がった私は、母の決めた職場で、母の決めた服を着て、母が自慢できるような人と母が言う“幸せ”を探すんです。でも、だって、仕方ない、を繰り返しながら。新時代を抉る異才が描く、狂おしく歪な初連載、開幕。

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ユーザーレビュー

  1. 評価:3.000 3.0

    突然雑になる

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    前半、というか序盤は、まずまず興味深く読んだ。
    美大に落ちた主人公が自らのアイデンティティーを喪失し、母親の価値観に従うだけの人間になり果ててゆく様や、そこから抜け出そうとする姿は、なかなか丁寧で、表現として力があった。

    しかし、何が起こったのか知らないが、そのような心理描写は突然、雑になる(としか私には思えなかった)。
    街中で不意なきっかけから絵を描き、そこから降って湧いたようなシンデレラストーリーみたいな展開、私は何かげんなりしてしまった。
    こんなの、トーストをくわえて曲がり角でイケメンとぶつかるのと同じレベルの話だと思うのだが、何がどうしてこうなったのだろう。

    by roka
    • 3
  2. 評価:3.000 3.0

    うーーん

    ネタバレ レビューを表示する

    毒親に育てられて自分の価値観歪んじゃったり、自己肯定感低くなってしまっていた点は同情の余地を感じる。あれは本当に母親が酷い。娘を自分の所有物のような扱いしていて、主人公の美優は大変辛かったと思う。

    合コンから帰宅して合コン相手達の名刺をよこせと要求し1人1人品定めしてその中から結婚させようとしたり、就職雑誌に付けた付箋の描写にはゾっとした。

    もうだいぶ末期のようにも思えたけれど、母親からの毒を振り切り家を飛び出して自力でもう一度美大を目指そうとする姿は偉かった。

    ただ合コンで出会った鍋島とのやり取りとか見てたら、鍋島も嫌だけど美優も女子から嫌われちゃう要素はあるように感じてしまった。

    とにかく序盤でそこまで魅力を感じるストーリー性も無かった。。

    • 0

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