【ネタバレあり】真綿の檻のレビューと感想（15ページ目）

「藪の中」のような

　冒頭の作品は、芥川龍之介の「藪の中」のような。

　一人の女性をめぐって本人、両親、弟、義妹、夫の様々な視点から描かれているのが面白かったです。私たちの人生って本当にそうで、それぞれが勝手な思い込みで、世界を見てるんだな、と改めて思いました。

歯がゆい

すれ違いや周りの人のせいで離れなければいけなくなる二人。なんだかとてももどかしく、切ない。幸せになってほしい

なんか理不尽な家庭ばかり、私や友人の家もこう言う親のエゴがあったりしたから、共感する部分がある。私も反面教師でいい母親にならないとなと思い知らされます。

こわい

義理の両親だけでなく、実の両親、
実家の話も、自分とリンクして
本当にこわい
つらくなるので避けるジャンルではあるけれど
絵がきれい、そして旦那様が最高

両親、義理両親との付き合い方は
永遠のテーマだと思います

次の話がどうなるのかハラハラして、続きが気になりすぎます。主人公、つらい馬鹿家族の中で生きてきたから幸せになって！

考えさせられます

家族のことについてすごく考えさせられました。母の気持ちも娘の気持ちもすごくわかる、母への女の言葉がすごく印象的でした。

まさかの

最初は主人公が虐げられる内容なのかと思ったら、まさかの打電返しで爽快な気持ちになりました。かなりおもしろいです。

これからどうなるの

決して幸せといえないふたり
この先どのような感じでしあわせになるのか。大いに注目です。綺麗な絵は読みやすいです。

腹立つけど、最後は…

2つ目のストーリーまで読みました。はじめのは第一子長女あるあるの悪いやつ全部合わせた感で、わかりすぎて腹立つ程でしたが、最後は良かったです。
次も最後はどうなるのかな。途中ですが、怖いです。

なかなか面白い！

モラハラ旦那に縛られてる奥さんの話…？みんな可哀そうって思ってるよ…って話かと思ったら、全然違ってた！
実は旦那さんはめっちゃ家庭的な人だし、主人公も今の暮らしに幸せを感じてる！主人公を守るために家族にそう見せかけていたのだ。
主人公、旦那、弟、お母さんの立場からの話もあり、カラクリが解けるので読んでておもしろかったです。