谷中びんづめカフェ竹善

あらすじ

【分冊版をまとめた1冊★描き下ろしあり】人付き合いが苦手な女子大生の紬は、実家から届く大量の野菜に困り果てていたところ、英国人のセドリックに出会う。彼の営むびんづめ専門カフェ「竹善」に連れて行かれ、野菜たちは保存食として生まれ変われることを教えてもらう。この出会いがきっかけで紬の世界が広がっていく――。集英社オレンジ文庫の大人気作品をコミカライズ! ※「谷中びんづめカフェ竹善 分冊版 1~5巻」をまとめたものです。重複購入にご注意ください。

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    ほのぼのの中に色々あり

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     読んでいて和む作品ですが、その中で人付き合いの苦手なヒロインの悩みがあったり、出会いがあったり、別れがあったり。
     読み手側からしたら、同じように上京あるあるだったり、友達の帰郷があったり、失恋があったり…なにかしら同じような経験をした事がほとんどだと思うので共感しやすい作品だと思います。

     瓶詰めや料理を全面に押し出している作品ではなく、人との繋がりの中で出てくる野菜や果物が調理されていく感じで…紬ちゃんも、後何年かしてして大人になった時に、玉ねぎや梨を見て谷中で出会った人達や、甘酸っぱい失恋を思い出すのかな〜と思うようなどこか懐かしい感じの作品でした。

     無料分読んでよかったし、完結してるし、長編じゃないので最後まで読み切ろうと思います。

    by jyu jyu
    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    瓶詰め作りたくなりました

    ネタバレ レビューを表示する

    勝田文さんがキャラクター設定されていると聞いて読ませていただきました。人づきあいが苦手な大学生の紬さん。実家から大量に送られてくる野菜を捨てようとして階段から転げ落ち、ケガした所を助けてくれたのは金髪碧眼の英国人セドリックさん。彼は瓶詰め専門カフェ竹善のオーナー。セディさんの作るジャムやらコーディアルやら、英国の香りが漂ってくる品々が素敵でした。
    作家さんの絵は少女マンガらしく可愛らしい。作画が勝田文さんだったら、もう少しふんわりしたお話しになってたかしらと脳内で勝手に再生してしまいました。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    ラストはご想像にですね

    人付き合いが苦手な紬ちゃんが大学進学で一人暮らしを谷中で始めます。
    ちくちく裁縫が好きで自分の世界で楽しんでいた紬ちゃんがびんづめカフェのセドリックさんと知り合い交遊関係も広がり恋もしてしまう?という展開に。
    野菜のジャムとか豚のリエットとか出てくる瓶詰めが美味しそうでバケットと一緒に食べたくなります!
    セドリックさん、キャリア官僚、弁護士さんみんな紬ちゃんに気がある様でここから恋がという所で終わってしまいちょっと残念。
    私はキャリア官僚さんとの絡みが心地よかったのでその先も見られたらよかったです!

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    地元離れて一浪で、あと色んな経験から人を寄せ付けない感じになっているヒロインがリアルです。谷中銀座や日暮里の風景も、知っている人には懐かしい。瓶詰めも、食べてみたいと思わせるものばかりで、楽しく読んでいました。
    ただ、19話までワーーーっと盛り上げておいて、20話から解決編を描くのかなと思って楽しみにしていたら、20話は「事後」でした。肩透かし喰らった…。もう、いいかな。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    設定が面白いですね。
    瓶の空気抜きも参考になります。

    そして高塚くんは紬のことを好きだったろうに、大学辞めちゃったし、側にも居られないから言葉にしなかったんですよね。
    紬も抱き締められた時に自分の気持ちに気づいたけど、言えなかったんですよね。
    なんかすごく切ないなーと思うけど、それでいて侘び寂びを感じる作品だなと思います。

    by 萌木
    • 0

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