みんなのレビューと感想「ルックバック」(ネタバレ非表示)

ルックバック
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4.5 評価:4.5 70件
評価5 64% 45
評価4 23% 16
評価3 10% 7
評価2 1% 1
評価1 1% 1

気になるワードのレビューを読む

1 - 10件目/全70件

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  1. 評価:5.000 5.0

    伝える媒体が漫画である意味

    タツキ先生推しによる買い。
    この漫画を一周目読んだ時、恥ずかしながらストーリーのあっさり感と途中から分かれる二つのシナリオが、夢オチか希望的未来かよく分からず、この漫画をどう評価して良いのか分かりませんでした。

    二周目以降で少ない言葉を埋める表情や描写から伝わるもの、込み上げるものがありました。

    最後に漫画なんて書くものではないと言いながら、京本の喜ぶ顔を原動力に絵を描く力にしていく、後ろ姿に哀愁と信念を感じました。

    タツキ先生なりの鎮魂歌なのでしょうが、歌では無く漫画家として何を伝えるか明確な意思を感じました。いつも多くの感動をくれて感謝。

    by Y su K
    • 9
  2. 評価:5.000 5.0

    兄弟からオススメされた

    面白かったです。
    漫画でつながる2人の、2人だけの真っ直ぐな時間や想いがとても尊いです。
    タイトルになっているように振り返るシーンが何ヵ所かありどれもとても印象的です。また表紙をはじめ、作中で登場人物が背中を向けているシーンが多くありますが、どれも背中だけで登場人物の状況や感情が表現されていて感心しました。
    あと藤野の漫画のギャグが何気に好きです。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    深い。じっくり考察したい作品。

    ネタバレ レビューを表示する

    ネタバレ多数あります。結末のネタバレもあります。作品をまだ読んでいない方はご注意ください。

    学年新聞に4コマ漫画を連載している小学生の藤野は、見栄っ張りでカッコつけで、周囲からの高評価を内心喜びながらも『漫画なんて別に』とうそぶく日々を送っています。
    ある日、同じクラスの不登校児・京本の凄い画力を目の当たりにして、負けたくないと徹底的に練習をして画力を上げるも、どうやっても京本の絵に敵わないと悟り、加えて、四六時中描き続けていることを友人や家族に冷ややかな目で見られるようになってしまい、藤野は漫画を描くことをあっさりとやめます。
    ところが、ひょんなことから京本が自分の漫画の大ファンだと知り、そこから藤野は再び漫画を描く、描く、描く。

    藤野が『京本が死んだのは自分のせいだ』と考えた時に唐突に起こる分岐がとても印象深い。
    パラレルワールドの卒業式の日、破られた4コマの切れ端を見た京本は部屋から出ず、藤野に出会いませんでした。
    けれど結局、京本は美大に進学します。藤野が部屋から連れ出しても出さなくても、事件に遭遇するという結果は一緒だったんですね。
    ただ、パラレルワールドでは事件現場に藤野が登場します。小学生の頃に漫画を諦め、空手を続けていた藤野が、京本を救う。そうしてこの後から二人が一緒に漫画を描き始めるのだろうと推察できます。

    小学生の時に出会っても、大学での事件後に出会っても、二人は一緒に漫画を描くことになっていたんですね。京本の寿命は違っているけれども、どちらの世界でも二人は出会って漫画を描きました。強固な縁で繋がっていたのだと思います。

    ストーリーを通して、4コマ漫画の存在がとても効果的だと思いました。
    『出てこないで』という切れ端の4コマは、京本の死を惜しむ藤野の切実な願いとなって時空を超えます。それを受け取ったことで、パラレルワールドの京本は生き延びました。そうして、京本は大学の事件後にとある4コマを描きます。それが京本を失った方の世界の藤野の手に渡ります。

    鎮魂、救い、様々な言葉が思い浮かびました。苦しくも前を向いて歩いていこうと思える何かをもらえる作品です。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    泣ける(T . T)

    ネタバレ レビューを表示する

    マジで泣ける(T . T)ストーリーが現実的で感情移入しやすい。推しの子とは違った現実的な感じで、イラストも爽やかかつ、細かいところまで綺麗に描かれていて、すごくいい!また、途中でこうだったらっていう世界線が出てきて、あの時こうしていれば、あの時こうやって言ってればみたいな誰にでもある後悔とか、その時に絶対やるであろうそれをやらなかった世界線の妄想とかをリアルに落とし込んでいて、漫画家になりたい少女が…みたいなストーリーだと思ってたからあんまり一般人には理解できないこともあるのでは?とも思ったけど、こういう誰にでもありうる現実的なことを描かれて誰にでもある後悔や失敗それでも前に進んでいかなくちゃいけないというのがしっかり伝わってきてこれで泣かないほうがおかしいぐらいのレベルで感動する作品。やっぱりリアルなかんじだと自分と照らし合わせちゃうよね〜

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    藤本タツキ先生の魂を感じる名作

    ネタバレしたくないので、詳細は伏せます。
    「ルックバック」は、とにかく夢に向かって努力している人に読んでほしい、そして藤本タツキ先生の漫画にかける熱い魂を感じる作品でした。
    切なさ、優しさ、人の儚さと強さ、そして漫画の一コマ一コマに込められた藤本タツキ先生の情熱が心に刺さります。
    作品のラストで、タイトルの「ルックバック」の意味がわかったときは涙腺崩壊でしたが、読み終えたあとには、何があっても前に進もうと、空を仰いで叫びたいくらい熱い気持ちになりました。
    ぜひ読んでみてほしいです!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    背中。

    前々から読みたい、読まないと、と思いながら中々読めずにいたのですが、やっと読む機会が巡ってきました。私の中でチェーソーマンの作品イメージしか無かった先生の作品でしたが、こんなにも繊細で微笑ましくて二人の時間が羨ましく思える本作に感動と驚きを感じながら読ませて頂きました。ドンドン作品の世界に引き込まれ、気がつくと悲しいシーンに戸惑いましたが、タイトルと同じく背中のシーンに先生が伝えたかったメッセージがあるのかなっと感じ取りました。何回か読み直すとまた違った感想がでるのか、自分自身で楽しみな作品でした。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    最初に読んだときはこんなストーリーになると思ってなかったのでかなりショックが大きく、特に京アニの事件でトラウマや傷を抱えている人は少し注意して読んだ方が良いかもしれません。ストーリーや結末などお話としてはとても好きな作品なのですが、とにかくショックを呼び起こすようなシーンでは辛かった気持ちがフラッシュバックして軽いパニック発作を起こしてしまいました。名作ですが何度も読み返すことはできないなと感じています。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    タツキ先生

    ネタバレ レビューを表示する

    タツキ先生のwiki情報を読んでから読んだので、自伝的な描写も入ってたのかな?と思いました。京本ちゃんが可愛かったです!そして、泣けました。きっかけはちょっとした事で始まるんだよな、と二人の結び付きをみて思いました。あの凄惨な事件に先生に関係ある誰かが何かあったのかなと考えてしまい…どうか不幸に巻き込まれていないといいな、と願いました。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    段違い

    チェンソーマンは読んだことが無いのですが、
    こちらの作品も話題だったので読みました。

    まず、画力がすごいですね。
    圧倒的です。

    そしてセリフが無くても引き込まれます。

    藤野と京本。

    なんか嫉妬したり刺激もたったり憧れたり。

    色々かなりリアルな描写。

    人気なのがわかります。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    いろんな人に薦めまくってる

    きっと誰もがどこかに共感できるようなリアルが詰まっている。今では思い出すこともなくなってしまった、でも確かに子供の時に抱えていたはずの気持ちがぐわっと湧き上がってきて、鼻の奥をつんとさせるシーンの続出。最後は号泣。知り合いには必ずおすすめする作品。

    by LACA
    • 0

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