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5.0
個人的に久々に、何度も読み返したくなるヒット作でした！
家族にはゲイである事をカミングアウトしていますが、ゲイなのを学校の生徒に知られ、辛い過去を過ごして来た。
大学に入り、苦手な人達を避けて来たけど、ひょんなことから関係を持つ。
容姿は良いけど素朴で、真面目な主人公に本当に幸せになって欲しいと願ってしまった！
一度挫折を味わって、人生どうでもいいと毎日をなんとなく生きる攻め。
この2人ね生きる事、大切なもの、気持ちが、よく伝わってくるお話で、絡みもすごくセクシーです。
6
5.0
誰かが誰かを好きになる事って、簡単なようで意外と難しいと思う。それが恋愛感情となると更に難しいかも。それを異性でなければ異常だと誰が決めたのかですよね。ただ同性同士だと人類が滅びてしまうかもだから、そう言ってるだけだと感じた作品でした。どんな型でも、そこに愛があれば当人同士が救わるのなら、周りの人は見守って上げれば、世の中は、優しい世界になれるんじゃないかなと考えさせられました。
1
5.0
タイトルと表紙の絵のイメージと違いました！
最低でクズな考え方を持っていた攻めだったけど受けと出会い変わっていきます。
受けと出会ってからは全然良い人だったから最低イメージは全くなかったです。
そして過去の出来事から今を本気に生きてない攻めとそれを知って寄り添う受け。
でも本気で好きになって傷つくのが怖くて逃げ出す受け。
最後はちゃんと追いかけてきてくれてハッピーエンド。
受けのお母さんが良い！
何度も読み返してしまう素敵な作品でした。
0
5.0
ほっこりした。
BLだから、こそのほっこり感。
心が暖まるストーリー、絵も全部。
クズとは、言うほどのクズには思えなかったし、最低感はあまりなかったけれど。
お互いに惹かれ合っていく感じ、お互いの過去の傷が、触れ合うことによって癒されていく感じのストーリー展開。
理解ある家族。理解ある友人。
常に暖かさで包まれている作品だった。
セクシャリティの真髄に触れた物語。
冒頭に戻ってしまうけど、
心あったまる、ほっこりするって何度言いたくなる。
何度読み返しても、そうさせられる作品です。
0
5.0
絵もきれい、感情描写も繊細で、映画を見ているかのように面白かったです。
一見ちゃらくて何にも興味を抱いていないように見える先輩・空と、男しか愛せないことで高校時代はいじめられていた有斗。
それぞれに過去の傷を抱えた二人が、たまたまアパートで隣の部屋だったことから出逢い、わけもわからず惹かれ合い、毎日一緒に夕食を食べては抱き合うように。
一緒の時間を過ごせば過ごすほど、空のことを好きになる有斗。でも、有斗は、すべてどうでもいいと思っているクズ人間の空が自分のことを本当に好きになるわけがないと思っていて、傷つきたくないから、空から離れようとする。
そんな有斗がとった行動に対して、空が見せる本当の気持ちとは…。
思うように進んでくれない現実と闘うことに疲れた2人が、出逢って、新しいリアルを一緒に切り拓いていく、いわば再生の物語。
有斗のお母さんも、空の友達二人も、いい人たちで、心がほんわかします。
0
5.0
初めての作者さまでしたが絵が綺麗なのと高評価に惹かれて購入しました。
ストーリー運びがお上手です。受けの葛藤、トラウマ、攻めの過去、BLあるあるな内容なのに心に深く染み渡ってきます。
時々入る受けの心の声ツッコミにもウケながら、涙が出るほど共感し、感動しました。
泣き過ぎる受けは苦手ですが、全然大丈夫どころか、攻めの告白を逃げずに受け入れて、自分の気持ちを吐き出した時の泣き顔に心打たれました。決して綺麗な泣き顔ではなくて、だからこそ受けの嬉しい気持ちと告白を受け入れて今までの自分から脱却する覚悟を感じました。
その後の2人の様子や友人達との関係も描かれていて、ほっとすると同時に完結してしまって寂しい気持ちでいっぱいです。
こんなふうに思った作品は久々でした。
本当に良い作品でした。おすすめです。
0
5.0
読んでいて途中から涙が止まりませんでした。
始まりは曖昧な関係からスタートしてしまっただけに途中からお互いすれ違ってしまったけど、その時間がお互いにとっては良いきっかけになったんだと思います。何より受けの子の家族が暖かい！特にお母さんとの関係性は正直そんな長く描かれてはいませんが、良好で息子を大事に思っている暖かいお母さんだなっと読んでいて心があたたまりました。それぞれの気持ちを上手に描いてる作品だと思います。おすすめです！
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5.0
朝日が気持ちいいこと！朝飯が美味しいこと！誰かと一緒に過ごすことが楽しいこと！
これが恋だと気がついた時は、生きる望みが蘇える時なんですね。
最低に男に抱かれて、どんどん深みにはまって行く自分も空も許せなかったので、逃げていったのだろうけど、
二人で買い物に行って、土手を散歩しながら、二人で作って食べる夕食。
心穏やかな時を過ごした二人はもう離れられないとその当時わかっていたと思う。
人間てやはり言葉が大事ですね。態度で結びついたつもりでも、言葉で言われないと、
思い込みや妄想を膨らませてどんどん自分を蔑む方向へ行ってしまうと教えられた話です。
0
5.0
高校の頃ゲイばれして辛い経験がある有斗(受)と、高校の頃交通事故に遭って以来何となく過ごしてる空(攻)。
マンションの隣室同士なかば強引に誘われた宅飲みで出会い、有斗の部屋でご飯を食べてHする関係に。
お互い心に傷を抱えながらも徐々に距離が縮まっていくが、有斗の傷は深く空を受け入れられないくだりが泣けます。
2人で同じ土手を歩くシーンが中盤とラストでは違ってたのが堪らなかったです。
0
5.0
小さい頃からゲイに悩むストーリーはよくありますが、母子家庭に育ったお母さんを頼って、お母さんも息子を尊重して、すごく暖かい家庭に育ってきたんだなとほっこりしました。
人を好きになるって性別関係ないとBL読んでいつも思うけど、周りに偏見持ってる人はまだまだすごく多くて生きづらい環境が早く変わらないかなと思います。
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