虹と介護とキライなヤツと
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あらすじ
嶋田紗香、36歳独身。好きなものは「仕事」と「演歌アイドル」、そして同居している「母」――。職場の後輩・菅谷に配慮のない言葉を投げかけられても、好きな仕事に没頭し、いつの間にか30代後半に差し掛かった紗香は母の勧めもあって結婚相談所へ。誠実な人を紹介され、とんとん拍子に結婚へと進んでいく。なかなか実感が持てないながらも幸せな未来へと向かっていたその時、母が怪我をして入院をすることになってしまう。大事には至らずひとまず安心する紗香だったが、母のある「異変」に気づくことに…。誰にでも直面しうる「介護」と「未来」を描いた話題作!【恋するソワレ+】
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みんなのレビュー
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誰にとっても!
無縁ではない。介護の問題。
そして、認知症は早期の場合もある。
自分自身が50代に突入して、ほんとうに忘れっぽくなった!と自覚する。
そして、我が家には、子供が居ない。
「ちょっと、お母さん、大丈夫?」と注意してくれる存在が居ない。
夫婦そろって、ガスの付けっぱなし、お湯の空焚き、鍋の焦がし。。。増えてきた。
お互いに声は掛け合うようにしてるけど。
今後は、介護をテーマとした作品が増えることを期待している。
高齢世代にとっても、若い世代にとっても生きるヒントになる。by ロンソン- 3
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4.0
話の内容は共感
祖母の介護が必要になり、家族で同居してたころを思い出しました。
こちらが工夫をして、〇〇してね、と言ってもそのこと自体を忘れる。
暴言を吐いたり吐かれたりで自己嫌悪に陥るけれど本人は忘れてしまってケロッとしてる。
同じ事の繰り返しでいつ終わるかも分からない。
認知症は薬で治るものじゃないから、終わりを考える=死んでほしいと思ってる自分に気付いてまた自己嫌悪。
吐き出す場所があればいいけど、介護の愚痴を他人に時間割いてまで聞いてもらうことに気が引ける。
介護は過酷。
これからどんな展開になるか気になります。
ただ私の好みの話になるんですが、ショックを受けた時の顔が怖いです。by 匿名希望- 2
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5.0
試し読みのつもりが
一気に読んでしまいました。
数年前のことを思い出し重ねながら読みました。
主人公の気持ちや忘れてしまう母へのどうしょうもないかなしさもわかります。
そのかなしさが一瞬で怒りに変わるって菅谷くんの説明、ありがたかった。
主人公と一緒に私も腑に落ちました。
読んでよかったです。by スマイルメリー- 1
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5.0
切なくなった
親の年齢が上がると、物忘れや色々心配が出てきます。何度言っても、注意しても、当の本人は初めて聞く話になっているので、一緒にいる人のストレスになります。婚約者にも、結婚は出来ないと断られ、余計に惨めな気持ちにもなり、心も沈んでいきますよね。明日は我が身かもと思って読んでいました。
by はまこりり- 1
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4.0
今はまだ試し読みの段階です。
90歳超えの祖父と暮らしているので他人事では無いなと思い、少し読んでみる事に。
祖父はまだまだ自分の事は自分で出来る状態なので、うちは苦労は少ないのかもしれない。それでも転んで怪我をする回数は増えた。若くして早い時期からアルツハイマー等を発症すると全く違う大変さがあるんだろうな。by 匿名希望- 0
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