【ネタバレあり】鬼神の贄嫁～婚前恋戯～【フルカラー版】のレビューと感想（4ページ目）

物語が進むにつれて

読み始めはよくあるパターンの恋愛もの？かと思いきや、だんだんテーマが壮大になってきた。
どうなるのか凄く気になる面白いです。現実に要石などありますが、守っていただいてることが当たり前になり感謝の気持ちを忘れてしまう、神に感情があったら・・と考えさせられる。

広告で気になって読んだのですが、思っていた展開と違いました。
最終回まで読んでいい話だったとはおもいつつ、
んー、ヒロインがいい子ちゃんすぎるせい？
絵が綺麗なので読みやすいです。

どうなっちゃうの！

まず鬼さんビジュアル最高です。でも生贄ちゃん食べなくていつまで生きれるのか気になるところです。これから楽しみにしてます。

神々しい物語でした

最後まで読み終えました。
神仏は時に恐れられ時に頼りにされ、人々の勝手気のままに扱われてきましたが、その裏でどれだけ心を傷められているか、それでも私たちをお守りくださっているか、か見事に描き切られていました。
主人公との恋愛要素と共に、作者さんの願いみたいなものを感じました。いい気持ちにしてくださったお礼も合わせて記しておきます。ありがとうございます。

鬼の神様

生き神であり続けるために100年ごとに生贄の娘を食べる、鬼であり、土地の守神である深麓様。自分の置かれた状況を知らされずに育った娘、桃は、お見合いと思って深麓様と対面する。イキイキと自分を語る桃に惹かれる深麓様の葛藤が生々しいです。

面白い！

話の内容はファンタジーなのかな？鬼に嫁いで生贄になる花嫁。でも、彼女を食べる事をせずにいる鬼の彼が命を削っても守ろうとする姿が痛々しくてたまらない。今後の展開が楽しみな作品。

永遠に

鬼が鬼でなくなる時が来た。
愛を伝えるには長過ぎた。
素敵な二人がきっとこの地を見守り、人々も成長する。絵は苦手でしたが、愛を感じた作品でした。

命の大切さ➕️望まぬ事は押し付けない!!

以前…
　ちょうどめちゃコミに【初めて登録】した頃に
　全話課金によりﾓﾉｸﾛ版のこの作品を拝読。
　その当時は、かなり号泣し、
　終盤も感動しまくっていた記憶があったのだが
　今回は、前回ﾓﾉｸﾛ版を読んだ当時よりも
　感動が薄味だったのはなぜだろう！？…と。

恐らく…
　ここ数年間、多くの様々な作品に触れたことで
　一丁前に目が超えてきてしまったからだな~と。
　画は綺麗だったものの、時折「おやっ!?」…と
　特にﾋﾛｲﾝの服装(和装)に疑問を抱いた場面もあり
　それが気になってｽﾄｰﾘｰにのめり込めない事も…
　細かい点を挙げればｷﾘが無いので呑み込もう(笑)

ヒロインは、
　これまで生きることに何の意義も見出さず
　ただのほほ〜んと生活してきたものの、
　鬼の深麓さまとの結婚(生贄嫁となる…)を機に
　言動や所作に至っては少しは思慮深さを増し
　深麓さまへの愛情や信頼も強くなり、、、と
　ｻﾅｷﾞから蝶へ緩やか〜な脱皮をした感じ。

ひとりの娘が、
　わがままなお子ちゃまのような精神状態から、
　大人の女性に開花してゆくまでの過程を
　作者様は描きたかったのだろうな〜と。
　そこへ、鬼の存在や、神への信仰や、
　片田舎に古来より伝承される厄難回避のための
　生贄嫁の風習等をｽﾊﾟｲｽとして絡めたのだろう…

鬼であるが故に生贄嫁を喰らわされ、
　永遠にその土地の守り神の役目を負わされてる
　(人間達から勝手に与えられた)深麓さまの命も、
　そしてヒロインの命も、
　とにかく皆が無事で、最後は
　深麓さまとヒロインとの神前結婚式となり、
　とりあえずハピエンを迎えられたのは善き👍️

たまたまこの作品では、
　勝山という土地の人間達が、自分達と
　その子孫の未来永劫の発展と安寧を願うが故に
　鬼である深麓さまへある意味無理強いをして
　守り神としての役割を押し付けていたが…
　本人(子供等)の望まない事は押し付けない!!との
　遠回しな教訓が込められた作品なのかな?!..とか.

また、、、
　鬼であり勝山の守り神である深麓さまの命や、
　代々続いた生贄嫁達の命やヒロインの命も含め
　作者様の意図は【命の大切さ】だったのｶﾅ?とも.
　今回はカラー版を全話無料にて読ませて頂き、
　作者さま、めちゃコミさま、
　本当に有難うございました。m(_ _)m~♡

フルカラー美しい

こちらはフルカラー版です。カラーのほうが主人公は可愛く見えます。ただ、鬼はちょっとグロいかな、、、どちらかというとフルカラー推奨。

人間の愚かさを浮き彫りに

エゴと他力本願、自分本位と言った人間の欲や醜さを再確認させるような内容だと感じました。ハッピーエンドのはずが無いけどハッピーエンドで完結。それはそれで良かったです。