【ネタバレあり】鬼神の贄嫁～婚前恋戯～【フルカラー版】のレビューと感想（2ページ目）

善き物語

現代に通じそうなお話でしたね。神様とその地域の人々の心のあり方を問うラストには、なるほどと思いました。

贄の娘。
人間の勝手で生かされ祀られてきた鬼。
どちらも可哀想。
2人が幸せになる為に助かる方法はないのかな。

深いテーマだ

いやぁ～最初はヒロインにイライラしていたけど、いや、最後までヒロインの性格は、余り好きになれないで終わってしまった💦
ただ、内容は結構深い、人間の我が儘な欲に、神々が困っている、現代の宗教も祈願も、似たり寄ったりなんじゃ？ と思っている間に完結でした。

古くからの行事で、将来は鬼神様の花嫁として大事に育てられた主人公の彼女。一つの恋も知らずにきよいまま花嫁として召し上げられた彼女の願いは恋をすること。

この世界観が好きな人なら

ハマるかなぁ〜と思います。
鬼神様の贄嫁の愛の貫き方の話と捉えた方が読む分にはしっくりきます。
ただ、他の方も言ってるように主人公の女の子が頭悪そうでちょっとイラっとします。
まぁ、それさえ我慢すればストーリー的には良い内容だと思いました。
最終話迄読みましたが
ん？こんな終わり方？
こちらとしては鬼神様の寿命を見届けたかった。
中途半端で無理矢理終わらせた感じがしてちょっと物足りなかったです。。

テーマが深くてすごく感動しました

最後まで読みました！
ずっと気になっていた作品でしたが、やっと最後まで読めました。
鬼と人間。
普通の感覚なら食うか食われるか…。
『鬼⚫︎の刃』でもあるように、鬼は人間を食うみたいなイメージですよね。
でも、鬼も人間と同じ、形相が違うだけで同じ心を持っています。
人の弱さからくる神への依存。
本当は自分たちで守ることも出来たのでしょうが、神に依存したことからみろく様の苦悩が始まってしまいます。
それはみろくさまの存在価値を認めてほしいという想いから。
人も淋しさや孤独感から自分の存在意義を求めてしまいます。
みろくさまも人と同じ淋しさを抱え、飢えというカタチで感じていたのでしょう。
作者さんが意図していた内容が深く、どこまで理解できたか私自身あやしいですか、もう一度読み返して感じてみたいと思わせる作品でした。
素晴らしい作品、ありがとうございました。

ストーリーとしては△

やたら話数が多くて、話が進んでいくのが遅くてイライラさせられることも多い中、完結まで短いのと全話無料と言うのにつられて読み出しましたが、食べられずに恋愛になるエピソードも何だか納得いかないし、何よりヒロインが可愛いだけで中身が無くて、違う意味いらいらさせられる。ま、全話完結で短いのが良いので、最後まで期待して読みたいと思います。

悲しいお話で終わらなくてよかったです。信仰心の怖さを感じました。でも最後はふたりの愛が勝ってよかったです！

生贄として育てられたことを知らずさしだされて…。
そりゃー泣くよって思ってたんだけど、とにかく主人公の女の子の頭の中が幼すぎて。
イライラしながらも、成長する姿で面白くはなりました。
人の心の弱さだったり、勝手さだったり。
考えさせられる部分もありながらも二人の愛を貫き通したんだなぁって思う。

大好きな人に食べられる

14話まで読みました。
二人で生きてゆく為のヒントになれば良いのにと思って読んだ14話。　先生が、桃ちゃんを食べさせようとする側だったのがショックでした。何とかしてみろく様が桃ちゃんを食べずに飢餓を抜け出す方法があると良いですね。幸せがまちどうしいです。