2.0
世界観が…??うーん…。
レビューで評価が良かったから、試しに無料分を読んでみたけど…。
世界観がチグハグすぎる。
沖縄の琉球時代の王族の名前を使っているのに、オトとか縄文もしくは大和言葉のような感じもあり、正直、入り込めない。「あ、オト…なんだ」とそれでも自分を納得させながら読み進めていくと、宮中では琉球王族の(古事記に出てくる神様よりもややこしく馴染みのない名前)で呼ばれるので、気持ちが一気に冷める。そこに、主人公の他人の嘘がわかる、という巫女のような能力も加わるので、もう、どこに焦点を置いて読んだらいいのかわからない。
要するに「広く浅く、混ぜこぜ」といった感じ。
歴史初心者、または歴史ファンタジー初心者にはいいのかもしれないが、日本史好きで琉球歴史も知っている私としては、馴染めなかった。
他の作品もそうだが、作者の自己満足にしか思えない部分が、多い。「そこ、こだわるところ?」と思ってしまう。
無料分まで読みましたが、続きは読みません。
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