【ネタバレあり】セブン・エンドのレビューと感想（4ページ目）

7はラッキーじゃなくて

主人公、七尾タツヤは残された品物から持ち主の思念を感じる特殊能力の持ち主。
昔の日本には物には使っていた人の想いや念が籠るとされ、供養してたり、焼却して、浄化したんだよね。
粗末にすると妖怪になったり、次の持ち主に不幸をもたらす事になったり。
七尾タツヤは失踪者や行方不明者を探す探偵として解決不可能な迷宮入りの事件もこれまた小人のドビーみたいな刑事さん、天然で嘘が嫌いなショーコさんを入れて見事に解決していくお話。
不幸な生立ちもあるけど、タツヤも事件解決で救われるのかな。

おもしろいです。
時間ある時にじっくり読みたい作品です。
超能力を使って人を探し出す、戸籍のない探偵の話。
戸籍なくても事務所借りれるんだ・・・とか、疑問はありますが、細かいことは気にしなければおもしろいです。

読みやすいです

特別な能力をもっている主人公の設定が、ありそうでなく、面白いです。一つ一つのストーリーが完結していくので、読みやすく、でもどんどん次の話が気になるので、ヤバいです。

物語の伏線と回収が秀逸です。
繊細に考えられたストーリーなので、繰り返し読むことで気づいてなかったことにも気づけて、本当面白いです！！

サイコメトリー

サイコメトリーで探偵って、あったら凄そう。警察とか公的な機関でサイコメトラーの採用ってあったら凄いけど、無さそう。

もしもいたなら

実際にこういう探偵事務所があるんじゃないかと思ってしまう。いや、あるかもしれないけど。探している人には色々な事情や想いがあるだろうし、彼自身も心底に抱えているものがあるのだろうな。まだ読むつもりです。彼やショーコちゃんのことも知りたい。

探偵さんとショーコさんの背景が全くわからない。初めの方でチラッと訳ありなことはわかったけど、その後は依頼者の話だけで謎。
この後、その辺が出て来るのかなぁ。

サイコメトラーなんちゃら的な感じで、ラフに読めました。
このお兄ちゃんの出で立ち的が、L的な風貌で気になったけど。
面白い能力だなと思う。
透視だけして、実地はアシスタントが〜かと思ったら、意外と肉体動かす系もやっちゃう。
どうしてこんな能力があるのか、何を隠してるのかがまだ分からないので、読み進めて行きます。
警官のおっちゃんが一番悪役顔。

能力

その持ち物から持ち主だった人の場所を突き止める能力。
二人とも複雑な過去を持っている。
これから先、主人公の過去がわかるのかな

超能力の類は、あまり興味がないのですがこれは本当に胸をえぐられる作品です。「生者が勝手2死者の言葉を語るな」本当にそう。だけど、生きていくにはそう思い込まないと前にすすめないんだよね。自己満足でも。