5.0
優等生だと思ってたら
クラスメイトのお葬式で久しぶりに顔を会わせ同窓会の様になる。
とはいえ、実は本当の自分や友情は学校の中では偽物だったり。
先生でも、一面しか見ていない事があったりする。
そんな内面に踏み込んだいい作品です。
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クラスメイトのお葬式で久しぶりに顔を会わせ同窓会の様になる。
とはいえ、実は本当の自分や友情は学校の中では偽物だったり。
先生でも、一面しか見ていない事があったりする。
そんな内面に踏み込んだいい作品です。
結婚を商売にするのか?と最初はわからなかったけど、昔は武力で争い戦果として女性が使われてたからか。
お話は悪妻として非業の死を遂げるビアンカは同じ記憶のまま18歳の体に戻る。
そして同じ過ちを繰り返させない為にザカリー伯爵や他の者たちとの関係を築いていく。
果たして心配性や先見の明にしては、将来の事を分かり過ぎている事を正直に打ち明けるのか、過去を変えて幸せに生きていくのか、同じ運命を辿るのか楽しみです。
法医学は人の為だけでなく、動物の遺体を解剖したり、死の原因を突き止める事で社会に影響を与える。
鶏インフルエンザやヒグマの市内出没、人の住む所に野生動物は潜んでいて、大いに関係がある。
そんな物言わぬ動物達の為に、病因やその背景を探っていく2人の高校生。
お姉さんが大学で寄生虫の研究者であり獣医師の茨戸君と興味を持ったものに抜群の記憶力を発揮する当麻君。
北海道の地名が何気なく名前に織り込まれてたりして、中々面白い。
カラスの大量死や異物混入等、最近でも話題になっている話が出て来て、ミステリーとしても読み応えのある作品です。
笑いが世界を救うというのがその宗教の教え?
でもどの宗教もお金がかかる。
娘さんを無くし、妻はその心笑会という宗教団体に属しているという情報をキャッチした夫の鴨目友司の潜入によって始まるこのお話し。
新興宗教にハマった人を救う話ではなく、宗教の名を借り、都合の悪くなった者をこの世から消し去ってしまうというのがびっくりでした。
ただ最初は様子見かと思われていた編集長や、鴨目の友人の刑事らが真実を追及するために動いていて、事態が好転することを願いたい。
バレてないと思っていたりするのは当人達だけで、実際には周囲にはバレバレだったり困った社員て事もある。
派遣社員として一見ダサい女子社員の三枝さん。
会社や秘密結社のような所から依頼されて、問題社員達をぶった切る。
された側や被害にあった方からすれば救世主のような存在。
めっちゃ有能で美人社員になったり、探偵のように調査したり。
もう一人の相棒、イケメンアラタ君やドラァグクイーンでアラタ君とバッテリーを組んでた助っ人目ママや登場人物も頼もしく実写化してほしいくらい。
ゴールデンカムイの作者さん、野田さんの作品なら面白そうと思い読み始めました。
作者が北海道出身というだけあって、空き地に水を張ってスケートリンクを作る、エピソードも北海道あるあるかなと。
フィギュアからアイスホッケーに転向する白川ロウ、アイスホッケーをこよなく愛する源間兄弟やクセの強い登場人物がリンクを所狭しとかけめぐる漫画に氷をも融けるほどみんなが熱狂的ファンになりそう。
ちなみにタイトルをカタカナ入力しようとすると制限された。
意味はアイスホッケー用語で体を軸にスピンすることと、北海道弁のなまらをかけ合わせた造語らしい。
主人公、七尾タツヤは残された品物から持ち主の思念を感じる特殊能力の持ち主。
昔の日本には物には使っていた人の想いや念が籠るとされ、供養してたり、焼却して、浄化したんだよね。
粗末にすると妖怪になったり、次の持ち主に不幸をもたらす事になったり。
七尾タツヤは失踪者や行方不明者を探す探偵として解決不可能な迷宮入りの事件もこれまた小人のドビーみたいな刑事さん、天然で嘘が嫌いなショーコさんを入れて見事に解決していくお話。
不幸な生立ちもあるけど、タツヤも事件解決で救われるのかな。
国の王というか主上に群がる女性達の物語。
昔の中国のとある国のお話のようで、4人の后や女官、子種を為さない宦官という男性の技官達で王宮が運営されており、薬の知識を豊富に持ち妓楼で下働きをしていた猫猫という少女が拉致され下女として働く事になり様々な困り事を解決していく。
白粉に鉛が混入していたり、乳児には蜂蜜が厳禁という今では周知の事実であるものが、昔は暗殺に使われていたという。
チョコレートやアイスクリーム、惚れ薬や眠り薬、現代では工場製品としてのお菓子も当時は薬として扱われるほどの貴重品であったりと中々面白いし、謎解き要素も相まって楽しい作品。
猫猫の出自や、怪しい宦官の壬氏の経歴が後半に段々分かって来て、それぞれの感情もどうなるか続きもきになります。
よくあるタイムリープの話かと思ってたけど、タケミチが直人と握手することによって、12年前の同じ日に戻り、過去を変える事で現在の事実を変える話。
これを読むとあの時こうしていればなぁと思う事もあるけど、過去が積み重なって今があるなら今を大事にしなきゃね。
不良グループの抗争話かと思って、読むの警戒してたけど、真面目な展開ばかりじゃなくて、お茶目さがいっぱいな所も面白い。
アイヌの生活や北海道の歴史が随所にあって面白い!
味噌はアシリパさんにとってはオソマと見た目が似てるから最初は食べなかったのに、病みつきになったり、食べ物に関しては貪欲な所はスゴイ。
狩りの方法も自然界や動物を熟知してこその獲物になるわけで、生きる為に賢くならないと生き残れないというのがよくわかる。
描写がちょっとグロい所や、沢山の人が亡くなるのはキツイけど、この先、入れ墨人皮がどれだけ集まるのか、隠された黄金がどうやって見つかるのかが楽しみです。
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