【ネタバレあり】しょせん他人事ですから ～とある弁護士の本音の仕事～のレビューと感想（49ページ目）

第15話（単行本1冊分）までの感想です。

色々と勉強になるし、考えさせられる内容でした。最終的には納得できて、スッキリする展開でしたが、あんな形でブログが炎上すると、どう転んでも(たとえ裁判で勝訴したとしても)元の生活に戻ることはなく、ネット暴言の罪の深さを痛感させられました。
そもそもネット上の匿名性と「個人が特定させることはないだろう」という安心感から、現実では面向かって言えない様な厳しい言動（「死んで下さいね」とか）が無責任に横行するのがネットの世界だとは思います。
既にこういった事件は色々報道されていますし、法的手段に出るためには自己責任でスクショして証拠を押さえておかないと、書いた本人が書き込みを消せるためネット上の記録は証拠で残せないこと、逆にきちんと証拠さえとっておけば書き込んだ個人の特定が可能なことは、多くの方がご存知のことと思います。
しかし、実際に行うのは発信元の特定のだけでも法廷闘争を要し、手間と時間そしてなによりお金がかなりかかることをこのお話で初めて知りました。
今回戦うことを決心した依頼主も、ブログの他、出版物もある「その道ではそこそこ有名な方」という設定であったため、主婦でありながら自由に使えるお金の余裕もあり、結果を出せたものと思いますが、状況によっては泣き寝入りとなりうるケースと思いました。
それと同時に、ブログ炎上のきっかけになったデマを投稿した本人も、ネット上で同調する投稿を見て炎上してゆくにつき、デマを現実と錯覚し「自分は正しい」（自分のデマが無ければ炎上することもなかったのに）「炎上させたのは自分だけではない」という考えに至る所に、数の暴力と同調する様な「イイネ」で自分も犯人側を増長させる加害者側に立っていないか、不安になりましまた。
最後に、犯人の旦那さんがまともな人でよかった。「こんなことをやらかす母親に大事な子供の子育てを任せられない。」「既に家族の問題」といった説得にハッとさせられました。
配偶者に寄り添い、最後まで味方であり続けようとすることも家族の在り方ではありますが、間違いを指摘し、正しい方向に導き説得することも、やはり家族の務めであると、改めて認識させられました。
やはり、色々な意味で考えさせられるお話でしたが、思い内容も、主人公である弁護士の軽いキャラで重くなりすぎずにまとまっており、楽しませてもらいました。
長文失礼しました。

ざまあって感じ

面と向かって言えないこともネットでは言えるんだよね。人を傷つけて陥れてのうのうと生きてるのは許せないよね。

はまります✨

おもしろい✨嫌なひとって以外と身近にいるよね～💡気にしないように生きていても、色々考える。先生みたいな人好きだなぁ～🐱

最初は、えー！？なんて冷たい弁護士なんだ！と思ったけど、こういうのって当たり前かもしれないですね。それに、事実を淡々と教えてくれる必要もあるし。
まずはネット社会に浸かってしまっていたら、被害者としての言い分もわかるけれど、すぐにやめればいいのに、って思います。そもそも承認欲求あってこうやって誰の目にも触れることやるから、こういうこと書かれる可能性もあるわけだし、気にしなきゃいいことまで気にしすぎなんですよ。

他人事

他人事とは言え、やはり弁護士ですね。期待を持たせるわけでもなく、ただただ、冷静にはっきりアドバイスをしてくれている気がします。他人事出ないと弁護士や検事の仕事はつとまらないと改めて感じました。

最近のsnsは誹謗中傷がすごいのでどのようにして裁判になるのかくわしく知ることが出来ました。裁判にはならず和解でしたが、懲らしめるところはすっきりしました。

なんでなーん

誹謗中傷…よく耳にするようになった時代で
誰もが自分はそんなつもりじゃなかった。をめちゃくちゃ分かりやすく話されてます。

短すぎ

52話なんか50ポイントであんなに短い内容なんてあんまりじゃない？と思った。

面白い。
いいことばっかり言う弁護士より、こういう悪いことも含めて事実をしっかりと伝えてくれる弁護士さんの方が信用できると思う。なかなかいないかもしれないけど。。。

面白い

周りで、起こっていそうな事例が多くて、面白かったです。無料の方ところだけでも結構展開面白くてサクサク読んでしまいました