4.0
ゆーっくりお話が進みます。
39話(3巻)まで読みました。
人と極力関わりを避けて生きる湖の善き魔女🧙♀️と王女の近衛騎士のハリージュ
ハリージュは訳ありで惚れ薬をオーダー、手間のかかる材料をちょこちょこ運んでいるうちに、生活力の無い魔女が気になり出して、自覚しない恋心がゆっくり芽生えてくる。
3巻まですすむも、まだぼんやりな恋心。
魔女は4年前から恋してる憧れのハリージュだから、己の心を隠すのにてんやわんや。1人でいれば気づかない孤独も、関わりが増すごとに失う事が怖くなるわけで。
人間と魔女(一応人間だけど)、貴族と国に属さない魔女、キチンとさんとズボラさん、
2人の間にはたくさんの壁がありますが、お互いの気持ちが繋がる日はいつかな。
かなーりゆっくりペースなのと、舞台がほぼ魔女の住む湖の森なので登場人物も少ないですが、今のところ争いのない静かな世界です。
嘘をつけない魔女が、ハリージュを守るために命を張りながら嘘をつくところは人魚姫みたいで切なくなりました。
もどかしいけど、優しい作品です。
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