チ。-地球の運動について-

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あらすじ
舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――
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みんなのレビュー
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5.0
NEW現在のコロナ禍と重なるテーマ
勝手にコロナ禍と重ねて読んでいました。
というか裏テーマとしか思えませんでした。
この物語では天動説が常識とされおり地動説は宗教の教えに反する異端な考えとされて主人公達は酷い迫害を受けます。
宗教の教えと天文学的事実でズレが出てきているにも関わらず多くの人間は思考停止で宗教を盲信します。
いや、内心おかしいと思っていても本音が言えない。
ずっと「コロナはただの風邪」とは言えない雰囲気が世の中にあった様に。
宗教を盲信する人々=テレビしか見ない情報弱者
教義に疑問を持ちつつも本音と建前を使う人々=サイレントマジョリティ
なのかなと。
早くから真理を追求し訴える人は異端扱いで迫害されるのも一緒ですね。
まだ7巻までしか読んでないのですが活版印刷(ネット)による情報革命によって宗教の教え(テレビ)では人々を管理できない時代になっていく、今は正にその過渡期であり今後の世界のあり方を考えさせらるとても深い内容だと思いました。by 匿名希望-
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5.0
面白い!!!!!
まず構成が斬新。決まった主人公が居てる訳ではなく、中心人物は世代世代で変わっていく。世代が変わるというのも、天動説を否定して地動説を流布させるためには一代では到底できないから。
ただ決してジョジョのように、世代ごとの主人公が勧善懲悪でラスボスを倒すという感じではなく、その時その時の主人公や登場人物の思いで天動説が覆されていく。
最後まで読みましたが、読んで損は無い作品です。by 舐めダルマ2番弟子-
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5.0
NEW人の一生は短く、術の道は長い
果てしない宇宙の真理を、何年も長い時間、多くの人が追いかけて繋いでいく様に胸が高鳴りました。天文学ってロマンがあると改めて思います。
by Vaije-
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5.0
天動説時代、地動説を唱えるとこや研究する異端だった頃の物語です。
命をかけ地動説を引き継ぐ…現代では考えられないことだからこそ興味深い作品です。
当時のヨーロッパは本当に残酷。
かなり痛そうな描写が多めなので苦手な方は心の準備が必要です。
タイトルが素晴らしい。
このストーリーに沿った表現にもこの作品に対する思い入れを感じます。
おすすめの作品です!by 無料じゃんけん-
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4.0
NEWまだ、読んではないのですが、あらたあらゆる方々達が絶賛していたので気にはなっていました。更にアニメ化にもなるみたいなので楽しみです。
by うひょひょ-
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