【ネタバレあり】いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?のレビューと感想

いじめる方が悪い

いじめられる人に理由がある時もあるけど、だからと言ってそれを理由に人をいじめることは人間のすることではないなと思った。復讐しか生まない連鎖の最初を軽い気持ちで作る若さとは怖いなと思う

ぷんぷん

こういう漫画に同じ思い出がある人は、
胸くそ悪いけどこのあと主人公がどうしていくのが気になる
もちろん同窓会でもちょっとだけ気になるけど

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やたら出てくるので読んでみた。
イジメた側の子が巡り巡っていじめられる側になる。
あんまり気持ちのいいお話では無いですね…

いい作品だと思います

続きが気になって夜中に一気読みしてしまった。
いじめについて考えさせられる作品です。いじめの加害者には反省できる人間も居れば、反省できない人間も居る。先生のやり方は賛否両論あるでしょうけど、私は好き。

まさかまさかの教師になって登場するなんてびっくりですね。そしていじめっ子の子供が通う学校にいるのもびっくり。

いじめられたのが悪い？

いじめられたのが悪い？そんなことなく、いじめた側が悪いですよね。いじめられた主人公がじわじわ復讐していく様子は見ものです。

リアル

なんか鍛えまくって強くなった。とかある日突然チート級の力が手に入った。とかでもなく。ただただ今ある力で解決してくとこや、和解はできても完全に元通りにはならないとことか凄いリアルでした。
正直、学校の図書室とかに置いてもいいと思う。

主人公のあり方に泣いた(´；ω；｀)

中学時代壮絶ないじめを受けていた主人公。
２０年後、当時のいじめ主犯格鈴木の娘の担任となる。今度は鈴木娘がいじめのターゲットに。
最初はいじめの現場に何度も不自然に現れる主人公を不気味に感じ、娘を使って鈴木に復讐する話かと思った。
鈴木娘が悪い訳じゃないのにあんな父親のせいでかわいそうとも、でも主人公だって何も悪くなかった、それだけの憎しみを植え付けられたんだとも思った。

しかし、結果として主人公は過去の苦しみと戦いながら鈴木娘を救おうとしているだけだった。
主人公がした復讐は鈴木娘に主人公をいじめたのが父親だと明かしたくらいじゃないかな。
鈴木妻に離婚を勧めたのは鈴木の被害者を救おうとしただけだと思うし、メディアでいじめにあった過去を明かしたのも復讐じゃなくていじめ撲滅の為の訴えだと思う。
そして鈴木とのことが終わった後はパワハラに苦しむ大人を救っている。誰かを救うことでしか主人公は救われないのかと思うと泣ける。

鈴木は最初から最後までどうしようもないどクズだった。中学時代のいじめ以外にも、銀行員という立場を利用し貸付先への罵詈雑言人格否定、家庭内暴力、不倫三昧、逆恨みからの殺○依頼、殺○未遂。
最期は追い詰めた相手に…。
主人公は因果応報なんて信じないとは言っていたが、確かに自分の行いが返ってきた最期だった。

なんだかジワジワ来る感じがすごく新鮮でゾクゾクしました！
まさか自分をいじめてた奴の娘の担任になるとは！斬新なストーリーすごく好きです！

最初絵が良くて読み始めたけどいつの間にかハマって最後まで読んでしまいました。
いじめると結局自分に返ってくるんだなぁと思った