十三歳の誕生日、皇后になりました。【電子特別版】

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あらすじ

十三歳の誕生日、赤奏国の皇帝に後宮入りを願い出るために茘枝城にやってきた莉杏。この日を迎えるにあたって、皇帝に気に入られる妃になるため必死に勉強を重ねてきた彼女だが、いざ謁見の間に進んだところで、彼女を待っていたのは…たった今帝位を簒奪し、新たな皇帝の座についた暁月だった。しかも、彼の口から飛び出したのは「妃」ではなく「皇后」として莉杏を迎え入れる、という驚きの内容。なりゆきで簒奪者の皇后となった莉杏と、彼女を娶った皇帝・暁月の、夜毎に夫婦の絆が深まる恋物語が始まる!!

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    すごくいい!

    こちらの漫画をきっかけに原作4巻分を購入して読みました!
    『茉莉花官吏伝』という作品の2巻〜4巻に登場する赤の皇帝のスピンオフ作品です。“十三歳の皇后”で暁月が言っている白楼国の皇帝がそちらのヒーローになります。

    “十三歳の皇后”のコミカライズである本作ですが、まず絵がとても綺麗で素敵です。そして主人公の莉杏が非常に可愛いです!元気いっぱいに全力で暁月に恋をしている莉杏が可愛くて応援してしまいます。
    また、莉杏は13歳という大人と子供の狭間である年齢、他者から“子供”に見えることを理解してうまく立ち回る賢い女の子です。ときに大人っぽく、ときに無邪気に“問題”を解決していく様子は魅力的です。
    ヒーローである皇帝暁月は18歳で、「ちょうどいい」で皇后にしただけだった莉杏と徐々に絆を深めていきます。暁月が出すとある“問題”に莉杏が出す答えを、暁月自ら確かめる場面がありますが、そのとき彼が自ら確かめた理由がきゅんとします!こちら是非ご自分の目で確かめていただきたいです!
    コミカライズはまだまだ夫婦として絆を深め始めたばかりの二人で、青井みと先生の画力で二人の様々なシーンが描かれていくのが楽しみです。2巻も今から待ち遠しい!

    余談ですが、こちらを読んで二人のことが気になられた方は原作4巻分もお読みになることをオススメします。あっという間にハマってしまって、本当に可愛い作品です!

    by 匿名希望
    • 36
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW

    本編?の『茉莉花官吏伝』にハマり、こちらの赤の皇帝と皇后のお話も知ったので読んでいます。こちらはこちらでまたしっかりと伏線回収しながら、この2人の関係がより深く理解できるので、最後まで読みます!

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    これは面白い

    ネタバレ レビューを表示する

    十三歳で皇后になったヒロイン。偶然になりゆきで皇帝に「ちょうどいい」と言われて。
    十八歳の皇帝は中々の切れ者、国のため民を思って政をするが、敵が多く命を狙われるのも日常茶飯事。

    皇帝は国のこと、後宮のこと、政のこと…を「謎解きだ」と皇后に問う
    十三歳の皇后はうーんと考える、国情を、陛下のことを、陛下の周りの人々、その気持ち、自分なら…と思いを巡らせ、動き、そして答えを出す。
    皇帝に「正解だ」と言ってもらえるのが嬉しくて。

    皇后は皇帝に恋をする「陛下の寵愛をうけられる、大人の女になる」と一途に、純粋に皇帝に告げる。
    皇帝は聡くて、時に勇敢で、時に大人びて、時に幼く可愛らしい皇后に「早く大人になれ」と。

    政の皇帝の手腕、覇権争い、元後宮の色々、命を狙われることも…
    それらを謎解きしていく皇后が面白い
    けど、主軸はやはり皇帝夫婦のやり取りだし、少しずつ近づいていく気持ち、芽生えていくもの…かな
    大人になるまで、どれくらいかかるのかしら?

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    聡い13歳の皇后さま

    成り行きで夫婦となった13歳の皇后と18歳(?)の陛下。ちょっと13歳にしては外見の幼さが強調されすぎ?という気はするけど、中身は間違いなく賢く芯の強い大人びた皇后さまで、陛下が次第に信頼、期待、愛情を寄せていくのを感じさせるのが伝わってきます。これがあと5年も経って皇后が18歳くらいになった2人の関係が見たいと今から楽しみ。後宮のゴタゴタやドロドロした問題も子供らしい真っ直ぐさと年に似合わぬ聡明さで解決していくのが爽快です。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    珀陽様の同志?友人?の赤の陛下側の話?

    ネタバレ レビューを表示する

    可愛い幼子を抱いている表紙の絵だな、と読み始めたけれど、導入部分がうまく理解できなくて??と思いながら読んでいたら、赤の陛下や珀陽様の文字が…そういえば陛下のお顔は…ちょうど茉莉花官吏伝を見ていたところだったので気づいたこと。茉莉花の話の少し前、皇帝になるところから始まる、赤の陛下の側からの話なのですね。可愛い幼子のように見えていたのは、十三歳になったばかりの皇后様。読み進めていくと、考えはまだ幼い部分もあるけれど、頭が良く推理力もあり陛下のために考えてしっかりした皇后様。陛下もまだまだ子供と思いながらも、考えや推理に感心して優しく見守っている感じ。これは先々いい夫婦になられるのでは!
    まだまだ理解できないことが多い中で、もしかして木蓮様は生きていて何処かに逃がしているということはないかな?と思っている私です。

    • 1

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