みんなのレビューと感想「美しいこと」（ネタバレ非表示）

2007年？のBL小説が原作

ネタバレ レビューを表示する

(6話配信時点のレビューです）

ワタクシ大号泣の大好きな話が原作です
良い年した腐女子なら知らない人いないだろってくらい有名な話です
それがBLCD、舞台にもなったのに15年近く経ってやっとのコミカライズ
なのに女性漫画に分類されてるだなんて、確かにBLにとどまらまい名作だけどちゃんと肌色の「そういう」シーンもあるのに大丈夫か？

絵の方は日高ショーコさんの松岡と廣末のイメージがあるので多少の違和感ありましたが綺麗な絵柄なので問題なく読めました
廣末の地味リーマンさ、松岡のカッコよさ、江藤葉子もちゃんと美しい女装男でした笑
ただ他サイトのレビューでも見たし読んでても思ったけどエピソードをいくつか削ったり変えたりしてあります
でも上手にまとめてあると思います

ただ☆4つにした理由は、松岡です
松岡が廣末を好きになる心の推移、廣末に好きだと伝えるまでの葛藤、江藤葉子のヒミツを伝える場面、伝えてからの心の痛み…ちょっと弱いなぁ
イマイチグッとこない　説得力足りない
まぁ松岡はこの先どんどん可哀想になるので今はコレで良いのかなぁ
そして「優しくて良い人」廣末の優柔不断さと自分勝手なクズっぽさが顔を出し始めましたね
それと葉山がイメージと違うかなぁ
どうしても原作有りきの見方しかできずすみません

過去、大号泣した私を漫画でも号泣させて下さい！
そして後日談のオマケSS「愛すること」まで描いてくれると嬉しいなぁ
本編だけでは本当には廣末を信じられず読者は不安になるでしょう
真のエンディングは「愛すること」なので笑

そしてタグ！変じゃない？
ダーク…は多少あるかもしれないけどバトルはないし日常も崩壊しませんよ！

美しいこと

絵はほんとに綺麗です。
でも読み返せば読み返すほど、寛末の小狡さが腹立たしくなります。
確かに最初は松岡の女装から始まりますが、男だとわかった時点で無理だと切ればよかった。それなのに、寛末は何かと「自分の気持ちがわからない」と言う。
BLだから最後まで無理だと言うのも致し方ないけれど、相手に「気持ちを決めてくれ」はないでしょう。
切なさは後半になればなるほど増していく。
それでもまた読んでしまう、そんな物語でした。

始終雨が降っているような物語。

ネタバレ レビューを表示する

読み終えて原作を読みたくなったし、描かれないその後も江藤葉子として会っていた時のことももっと知りたくなっていく。
原作はもっと心理描写が描かれているため、例え同じ展開であっても読んでみたいと思う。

女装が好きな松岡はある時廣末に助けられる。意図せず出会う2人。松岡は自分を江藤葉子と名乗り、ダメだと分かりつつ廣末と会い、好意を向けられてしまう。
その好意が向けられてはならぬと知りながら惹かれる松岡。
やがて正体がバレ…

普通のBLなら好きなら好きで簡単に乗り越えてしまうのだろうけど、現実は受け入れられるわけでもなく。
下巻はどうしても長々と葛藤が多く、私は江藤葉子として出会っていた頃の2人が好きだったのでもう少し見たかった。
終わりはあれで良かったと思う。

こんなの初めて！

ネタバレ レビューを表示する

私、折り紙付きの腐女子です。それ故にそれはそれは数々のBL作品を読んできました。
でも正直私、女装物やコスプレや受けの男性があまりに女性っぽい作品は苦手なんです（中には例外もあります）
この作品もいきなり女装から始まったので、ああ駄目だ・・と思ってしまいました。
その上、何気に暗そうな寛末さんも苦手で一度はこの作品の５話でリタイアしてしまいました（ごめんなさい）
しかしこの度、my本棚を整理中に、もう一度最後まで読んでみようと再チャレンジしましたら、
何と！素敵なストーリーなのでしょう！！
他の女装物作品とは異なる、全くの意表を突く展開にぐんぐん惹き込まれてしまいました。
その結果、何度も何度も読み返す程大好きな作品になってしまったのです。
しかし結末の部分が何とも消化不良というか・・・モヤモヤとして仕方ないんです。
いえ、あれはあれで、美しく素敵な巻末だとは思いますが、やはり私としては、
寛末さんからしっかりと、松岡さんに向けて愛の言葉を言って欲しかった。「君が好きなんです」と。
・・・そこでお願いです。
こうなれば厚かましいのですが、何が何でも是非、この作品の特別編もしくは完結版を作ってくださいお願いします。
その後、松岡さんにぞっこんになりメロメロで嫉妬ありありの寛末さんが見たいんです。
どうかどうか、愚かにも一度リタイアしてしまった事を土下座致しますので何卒、続編等を宜しくお願いします。

原作既読者です。

なつかしいな、と手に取りました。
やはりどうしても読みやすく編集されているので、色んな部分がはしょられていたり、それに伴って、原作ではグイグイ引っ張られて感情移入してしまうところが曖昧に落ち着いたりはします。
が、原作は本当に、一度感情移入してしまうとしんどい、つらいところまで引っ張られてしまうので、読みやすくはありました。ただ、挿絵だった日高ショーコさんがもともと好きなもので、日高さんが描かれたものも見たかったなと…個人的には。

ただ、話半ばで完結なんですね（最重要）
わかりやすく表記した方がいい気が…。これから２巻が配信されるんでしょうか…あそこで終わるのはキッツイですね…笑
続きが知りたい方はぜひ原作小説を。松岡にただただ幸せになってほしいです。

面白かったです。

ネタバレ レビューを表示する

普段からBLばかりを読み漁っているわけですが、そういった目線でいけば廣末さんはちっちぇ野郎だなおい性別なんてこえていけよ！って言われそうなんですが、これ実際自分が彼の立場なら受け入れられるか？え？っていう。

結婚まで考えた人から、手酷い裏切りにあうわけです。嘘ついちゃったごめーん(´>∀<｀)ゝレベルじゃないわけですよ。詐欺紛いの性別詐称。もちろん、言い出せずにいた松岡さんの気持ちも分からないでは無いです。そうやって、廣末さんの優しさに甘え期待し、性別詐称へのハードルが下がっていきます。性別関係なく、人として好きな人がいるのは誰でもあると思います。しかしそれに恋愛が絡めば話は別だと思うわけですよ。
比較的松岡さん目線で話しがすすむので、廣末さんが身勝手て優柔不断で情けない男に見えてしまうかもしれませんが、一生を添い遂げようと考えた人が…と考えると、廣末さんの葛藤や傷の深さが多少なりとも想像できるかなと。

最後の終わり方は、色んな未来が想像できますが、私にはラブラブハッピーエンドがどうしても想像出来ませんでした。

美しく、切なく 苦しい

ＢＬ作品です。というか そう思って読んでます。
趣味ではじめた 女装から トラブルになり 救ってくれた 冴えない男(先輩)
段々と お互いに惹かれていき、でも女装した 男だとは告げられず。
どんな 自分でも好きだと いってくれた先輩に 真実を告げて、それでも(男)でも 受け入れてくれる？

… 否！

誰も悪くないのに 切なく 苦しく、 １度読んだら もう よみなくない！と思ってしまうほど、気持ちが揺さぶられますよ。

人を好きになるという事

ネタバレ レビューを表示する

私は同性を好きになる事が普段ないだけに、その生きづらさは想像はしても、心から分かってあげる事は出来ないかも知れない。この作品を読んでそう感じました。2人は出逢いで嘘から始まったから、嘘が重ねられていく。カミングアウトして受け入れて貰えない。離れたけれど縁が交差する。止められない、忘れられない思い。結局どうなったんだろう…という終わり方で残念

ベビー級、重っ

ネタバレ レビューを表示する

女装したと言えない間の近付く二人の距離、良い感じだからどう纏まるんかな〜バレても上手くいっちゃう？と思ったら揉めまくり。半分以上最後までどえらく重たいです。甘いBLじゃないぞ！
だって寛末さんノン気だしね、葛藤があるの当たり前。重たいの好きとはいえ、ラスト甘み欲しかったかなぁ。これで終わるんかいってなります。
エロみや絡みは少なめですけど、悩むの好きな方向き。

ネタバレ レビューを表示する

廣末さんの、好きになった女性が実は男性だったとしった苦悩がすごく伝わり、一方で別に同性が好きなわけないのに廣末さんに恋をしてしまい、それを言い出せずにいる主人公の心情が本当にうまく表せています。
体より心の繋がりでしょうか？
最後の終わりかた、どうなっていくのか答えが出ない終わりかたで気になります