笑わない女
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あらすじ
佐久良ハルは、いつも無愛想で笑わない女。そんなハルがひと月前から住んでいるのは、“女の泣き声が止まない家”。そう、巷で「事故物件」と呼ばれるもの。主に居住者が何らかの不慮の理由で亡くなった物件を指すが、その原因は様々。そこには人々の念と情が渦巻いていて―。長浜幸子が描く、新しいスリルが今、始まる―。
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ユーザーレビュー
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すごく面白いです!レビュー少なめなのが不思議なくらい。ざっくり言うと、イケメン守護霊が憑いてる不動産屋勤務の主人公が事故物件に憑いてる霊を片付けてくお話です。たまに霊の仕業じゃないときもあり。ミステリーの要素もあります。絵はちょっと懐かしい感じ。主人公がお金持ちのお嬢さんだったりするのもちょっと昔に読んだマンガに多い設定かな。不動産屋の社長のキャラクターも普通のおじさんなのにちょっと笑える。無料分終わってもこれは読みたい作品です。
by おばさんM- 7
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5.0
笑える相手に巡り会えたなら
人が生きていくうえで大切な衣食住の【住】を取り扱う不動産屋さん。不動産屋さんだからこそ様々な人と出会い、様々な生活を見ることになる。その中でも【事故物件】が毎度絡むから尚更起こる事件。守護霊がいるからこそ解決出来ているので、現実的ではない箇所も多々あるけど、世の中の不可解なことは霊絡みなのかなとサラッと納得してみてもいいのかも?とも感じた。笑えないからこそ誤解されることもあるけど、しっかり付き合えば笑顔がなくても言葉がなくても通じることがあるのかなとも。
無料分だけを読んで低評価してるのは愚かなこと。人との付き合いでいうと、第一印象だけで相手を低評価していることと同じ。最後までしっかり付き合った上でそれでも相性悪ければ仕方ない。私には、この作品はとても面白く人間のいい面悪い面が見れて良かった。本当に共に笑える相手に巡り会えたなら幸せなのだと思う。この本を読み終えたすべての人が笑える相手に巡り会えますように。by 龍もも- 5
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5.0
すごく面白い♪
『怒涛の少女』から先に読みはじめて、同じ作者ということで
興味を持ちました。
ジャンルでいえば「心霊もの」に類するのかもしれませんが、
違うところは本人が霊能者でもなく「視える」人でもないということかな。
主人公ハルは不動産屋に勤めていて、その取扱い商品の中の
「事故物件」に関わる事件を、先祖にあたる守護霊とともに解決していくという
話。
事件には、霊がからむものもそうじゃないものもあるのですが、どれも
「事故物件」として借り手がいなくて困っている部屋に、不動産屋の
社長に頼まれてハルが住むという設定。
ハルはいつも頑強に抵抗するものの、部屋代をタダにする条件とか高額の
謝礼につられて引き受ける羽目になるのですね。
どの話も、それぞれ面白く読めます。
事件解決には、イケメンの守護霊さんの協力が不可欠なのですが、着物姿の
この守護霊がまたカッコいい!
ハルが笑わないのは、育った家庭環境のトラウマがあるからかな?
でも、そのクールな感じが私好みで・・・。(笑)
『怒涛の少女』と優劣つけがたい面白さで、併行して読んでいます。by kilala- 1
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5.0
ちょい怖で面白い!
ちょっと怖い話、不思議な話が好きな自分には最高!
まだ途中ですが、無料終わったら続きの購入しそう…
淡々と、時にはビビりながら事故物件と関わる主人公が、無表情ながらも可愛いと思える。優しい雰囲気醸しながら、事故物件に従業員住まわせる社長(笑)のキャラも良い。
ホラーだけどハートウォーミングだったり、読後感スッキリな話が多く、続きが楽しみになる作品。by おすいはん- 2
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4.0
予想以上の面白さ
タイトルに惹かれて読もうと何度と無く思いつつ笑わない女なので表紙もその通りなのですが何か読む気がせずずっと放置していたのですが、夜中に目が覚めどうしても眠れず悶々としていたところに今が読み時だと思い、いざ読み始めたら主人公と守護霊のやり取りとか、サスペンス要素もあるけれど随所に笑える場面もあり主人公も守護霊といる時は楽しそうだし、中々チャーミングな人だと思いました
事故物件でも入居出来る主人公はたくましい笑
無料分が終わってももう少し読んでみたいと思いましたby ねこ108- 1
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5.0