5.0
制裁方法より、制裁対象になった理由に着目
制裁方法は、どれも残虐極まりない。決して誉めてはいけない。死ぬ瞬間の顔を写真撮ってコレクションして、死体を焼いてその火で焼いた焼き物の器(へたっぴ)を愛用してる警察官が許されてはいけない。
でも、私は、この作品を読み始める人には、そこの残虐さに着目するのではなく、【制裁対象になった理由】に着目してほしい。
どれだけ残虐なことをしてきた悪人なのかを知るべきと思った。どれも過去に実際にあった案件で何度もニュースで知ったようなこと。そして明るみに出てないだけで、今もどこかで同じような残虐なことが起こってるのだろう。私はそれを知るべきで決して他人事ではないと思うべき。
どんな悪人でも、自らの死を目の前にすると【痛み】【恐怖】を感じ命乞いをする。その痛みも被害者たちが感じさせられてきた数%に過ぎない。それでも、きちんと痛みと恐怖を感じさせてから制裁することは少し救われるのかも。
被害者と呼ばれる人が生み出されない世の中になるように自分には何ができるのかな‥
始めの数話だけを読んで判断せず、最新話まで読み続けて何を読み解くのかはそれぞれ‥一話完結だけど長編モノとして読んでほしいかな
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