3.0
人は見た目がすべて!ぢゃないよね?
高田ちさき先生の原作で、森千紗先生の作画なら、間違いないと思って読み始めたけれど、2019年の作品のためか、ヒーロー、ヒロインをはじめ、当て馬、モブ女子、元カノ等、みーんな類型的な印象…ストーリー運びも大体予想がついて、安心ちゃあ安心、テンプレ化ちゃあテンプレ化で、う〜ん、ちょっと肩透かし感アリです。
一番驚いたのは作画?何か線が雑な印象で、本当に森先生?と、ごめんなさい、ちょっと疑心暗鬼。どうしても「身ごもり政略結婚」の頃と比べてしまって、?????です。
ストーリーは、地味女子の紗衣が、天瀬と恋をするために、自分磨きをするところから始まりますが、「告白して、この恋を実らせる」と決心した割には、本人がとった最も顕著な行動は、外見を変えること。以前だって、小ざっぱりとはしていたのに、そこで周囲の評価(特に男の)が変わるってことは、結局人は見た目ってこと?!天瀬は、紗衣が外見を変える前から、彼女の良さを理解していたから、セーフなんだけどね…。
ただ、外見を変えたこと以外、紗衣の天瀬に対する姿勢は、やっぱり「待ち」が多かったので、ちょっと残念。恋愛初心者の地味女子設定とはいえ、もう少し外見以外でも頑張ってほしかったかな?
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